R.I.P. サトシ・ナカモト

いつ公開された記事か知らないが最近見つけてある種の感慨を覚えたので手短に。

「仮想通貨」と名付けたのが誤解を生んだ最大の理由だった 識者たちが語る、FinTechの過去と未来
ログミー

※注1
記事タイトルの「サトシ・ナカモト」は現実世界にいるどの「サトシ・ナカモト」氏とも無関係だと思われるので失礼ご容赦。念のため。

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例の特集を読んでみた

あちこちで話題になっている『新潮45』の例の特集。読まずに批判するのもどうかと思ってどこか道ばたに落ちてないかなと下を向きながら歩いてみたが見つからなかったのでしかたなく買った。この雑誌を買ったのは2度目。最初のときもあんまりな特集でネタとして買ったが今回もまあそんなところ。こうしてさぞかしたくさん売れたんだろう。よかったね。

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母親を責めて終わるのではなく

7月に報道された件、書類送検となったようだ。返す返すも痛ましい事故である。

抱っこで自転車、悲劇生んだ 子ども死亡、母を書類送検
朝日新聞2018年9月15日
電動自転車で走行中に転倒し、抱っこしていた当時1歳4カ月の次男を死亡させたとして、神奈川県警は14日、横浜市都筑区の保育士の母親(38)を過失致死の疑いで書類送検した。

自分の子を死なせてしまった母親やその周囲の人々の心中は察するに余りあるが、ネットでは予想通り、母親への批判の声が多くみられる。確かに、以下の状況をみる限り、落ち度があったことは否めない。

母親は7月5日午前8時25分ごろ、同区の市道で、次男を抱っこひもで前に抱え、左手首に傘を提げた状態で電動自転車を運転。過失によって転倒して次男の頭を強く打ち付け、死亡させた疑いがある。雨が降っていて母親はかっぱを着ていたが、提げていた傘が自転車のフレームと前輪の泥よけの間に挟まったことで、ハンドルが動かなくなり、転倒につながったと署はみている。

しかし、それだけで終わっていい話だとは思わないので手短に。

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「デマ」と呼ぶのはやめよう

このところ、大きな自然災害が続いている。

2018年9月4日に日本上陸した台風21号は関西地方を中心に大きな被害をもたらした。強風で多くの建物が破壊され、高潮もあいまって関西国際空港の滑走路やターミナルビルに浸水、さらに関西国際空港連絡橋にタンカーが衝突して連絡橋が一時通行不能になった。同6日早朝に発生した北海道胆振東部地震はM6.7の規模で、北海道で初めて震度7を記録するなど、各地で土砂崩れや液状化が発生しただけでなく、道内全域で停電が発生した。

こうした大災害時につきものなのがうわさや流言の類だ。今回も御多分に漏れず発生した。中でも北海道の地震に関しては、断水や携帯電話が使えなくなるといったものが広く流布し少なからぬ混乱を招いた。

「地震で市内全域断水」はデマ 札幌市水道局が注意促す
朝日新聞2018年9月6日
北海道地震で拡散「4時間で携帯電話が使えなくなる」をドコモが否定、ただしすでに不安定なエリアも
BuzzFeed News 2018年9月6日
北海道地震で「地鳴りデマ」が拡散、避難者が相次ぐ 異例の注意喚起も
BuzzFeed News 2018年9月9日

見ていると、こうした記事では、ソーシャルメディアなどで拡散される、根拠が定かでないうわさの類を「デマ」と称することが一般的になっているようだ。しかしこの呼称はあまりよくないのではないか、と思う。デマをデマと判定するのはいうほど簡単ではない、という話は藤代さんがこちらの記事に書いておられるのでそちらをご参照。以下、ちょっとちがった観点から。

「4時間後に携帯が使えなくなる」はデマなのか?安易な記事化が被災地の混乱を増す
Yahoo!ニュース個人 - 藤代裕之 2018年9月13日


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『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』 感想

上映最終日になんとか間に合って『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)を見てきたので手短に感想。実話ベースの話なので若干ネタバレあり。

フォックス・サーチライトの2017年作品。同年のアカデミー作品賞をとった『The Shape of Water』ばかりが注目を浴びたが、こちらもなかなかよい。

1973年9月20日にヒューストンのアストロドームで行われたビリー・ジーン・キング(当時29)とボビー・リッグス(同55)のテニスの男女対抗試合を中心に、両者がそれぞれ抱えた課題にどう立ち向かったかを描いている。

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「サン・チャイルド」は福島第一原発に置いてはどうか

ヤノベケンジ氏の作品「サン・チャイルド」が福島駅近くの「福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館」に設置され、批判を受けて撤去されることとなった件。

福島市、批判浴びた防護服姿の子ども像を撤去へ。作者コメント「対立避けたい」
ハフポスト2018年08月28日
JR福島駅近くに設置された防護服姿の子ども像の展示を、福島市が取りやめることになった。木幡浩市長が8月28日、会見して発表した。(中略)
木幡市長は像について、「災害の教訓の継承、勇気や元気を与えるなどの観点から設置の継続を求める声がある」と理解を示した。
その一方で、「風評への懸念、作品への違和感、設置する場所の問題など設置に反対する声も多く、このように賛否が分かれる作品を『復興の象徴』として、このまま市民の皆様の前に設置し続けることは困難と判断しました」と説明した。

実際、こむこむで行われたアンケートでは110人中75名が「反対もしくは移設を」との意見だったとのこと。

個人的には、設置のニュースを聞いた際、こうした作品を駅前の、多くの人の目に入る場所に設置するのは復興の妨げになる、と感じたので、その意味では「よかった」と思うが、それよりも、多くが市民であろう当該施設の利用者が総意としてこの作品を受け入れなかったという点が当然ながら重要だ。その意味で撤去は妥当だと思う。

防護服姿の子供立像「サン・チャイルド」撤去へ 福島市民アンケート7割が反対
iZA! 2018年8月28日

そのあたりの機微について、この記事が地元視点でのまとまった論考になっている。

防護服を着た子供像「サン・チャイルド」は、なぜ福島で炎上したのか
現代ビジネス2018年8月25日
2011年の作品ですから、その頃の感覚が強く表現されているのは当然のことです。作者であるヤノベ氏に悪意があったとは、少なくとも私は全く捉えていません。
しかし、人々が日常的な通勤や通学、ショッピングに訪れる福島駅前の、しかも子ども達のための施設の入り口に、突如として現れた6.2mの巨大な「2011年からの使者」に向けられたのは、歓迎の声ばかりではありませんでした。

とはいえ、これで万事めでたしとも思わない。

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「すれば謝罪」を撲滅しよう

別に新しくも独自でもない主張だが、前からこれは言いたかったのでこの機会に、ごく手短に書く。

直近ではこの記事。

肺がん患者にヤジ「いいかげんにしろ」 穴見議員が謝罪
朝日新聞2018年6月21日
穴見氏は21日、書面でコメント。「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と弁明。「参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわび申し上げる」と謝罪した。

またこの「~とすれば謝罪する」類のやつか。これこそ本当に「いいかげんにしろ」といいたいが、愚痴っているだけでも何なので、声を大にして主張してみることとしよう。この手合い、仮に「すれば謝罪」と名付けてみるが、この手合いの謝罪のやり方は、少なくとも公の場からは追放したい。「すれば謝罪」撲滅運動ということだ。

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2018年の「ローラーボール」

運動部出身ではあるものの基本的にスポーツにはあまり興味ないのでここでもあまり取り上げないのだが、今年度のゼミのテーマが「スポーツとメディア」なので、やはりこの件は見過ごすわけにはいかない。

大学アメフト頂上対決で行なわれた不可解で危険なプレー
(三尾圭 - Yahoo!ニュース個人 2018年5月7日)
反則3度のアメフト日大選手、関東学連が異例の処分
(朝日新聞2018年5月10日)
6日の試合で日大の守備選手は関学大攻撃の1プレー目、関学大のクオーターバック(QB)がパスを投げ終えた数秒後に背後からタックル。QBはそのプレーで負傷退場した。日大の守備選手はその後のプレーでも不必要な乱暴行為を続け、5プレー目で退場処分となった。

もちろん興味本位で取り上げるつもりはない。特に怪我をされた学生の方の快癒を心よりお祈りする。

5月6日に行われた試合でのできごとだ。動画がYouTubeで公開されていた。アメリカンフットボールには詳しくないが、動画を見る限り、どうみても危険きわまりない、というのが正直な印象だ。

とはいえ、これほど大きな反響を呼ぶまでにはしばらく時間がかかったように思う。Googleトレンドで見る限り、大きな話題になったのは5月14日だが、これは他大学が対戦を拒否したとしてマスメディアで大きく報じられた日だ。当初、批判が広がったのはネット上での拡散、特に動画が拡散したからではなかろうか。

別のいい方をしよう。もしこの動画拡散がなく、直接試合を見た一部のアメフトファンしか知らなかったとしたら、この件はこれほどの問題にはならなかったのではないか。

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もう平成のままでいいよ

文字通り噴飯ものだったこの件。

改元後も「平成」利用へ 納税や年金システム、混乱回避
(朝日新聞2018年5月13日)
税金や社会保障などに関わる行政システムの一部について、政府は新しい元号となる来年5月1日以降も「平成」の元号を一定期間使い続ける検討に入った。行政機関と民間の金融機関など複数がネットワークでつながっているシステムが対象で、納税や年金支給などで混乱を避ける狙い。

何をいまさら・・と絶句するしかない。この点は当初から、もっといえば退位が決まるずっと前からさんざんいわれていたではないか。

ちょっと前にこんなことを言っていた「政府内」や「首相官邸幹部」の方々は雁首揃えて頭を丸める程度のことはしていただきたい気分だ。

新元号の公表時期 政府が年末以降で検討
(日テレNEWA24 2018年1月22日)
政府内には「あまり早いと盛り上がらなくなる」との指摘が出て今年の年末以降で検討している。
新元号の発表、定まらぬ時期 免許や銀行…生活に直結
(朝日新聞2018年4月30日)
首相官邸幹部は「想像以上に元号が使われていた」と明かす。

これを機に元号を廃止せよ、といった議論が活発化することは容易に想像できるが、「保守」な皆さまが納得されまいから、それはそれで混乱を招くことにもなろう。

そこで提案だが、改元、やめたらどうだろうか。

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女性専用車両をめぐる議論について

ここ数日女性専用車両が話題に上っていたので何だろうと思ったらどうもこの件に関する反応だったらしい。

女性専用車両に男性数人が乗り込みトラブル。通勤ラッシュ時の千代田線が12分遅れる
ハフポスト2018年02月16日
東京メトロ・千代田線の国会議事堂前駅で2月16日午前8時38分ごろ、停車中の女性専用車両に男性数人が乗車してトラブルとなり、電車が12分遅延した。東京メトロ広報は「それ以上の詳細は、現在調査中」としている。 今回の一件との関連は不明だが、「女性専用車両」に反対する男性が、あえて女性専用車両に乗り込んでトラブルになるケースは以前から一部で起きている。ネット上には、2月16日に男性が女性専用車両に乗れるか確認すると宣言しているグループもあった。

くだらんことを、と思うがその昔の公民権運動のローザ・パークスをまねたつもりだろうか。スジの悪いやり方だとは思うが、支持する人たちも一定数いるようだ。

で、それに関連して思うところがあったので手短に。

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「加賀百万石」という地雷ワード

ことばは文脈によって意味が異なることを実感するというのは、文脈の異なる人が交流するソーシャルメディアではよくある経験だが、今回もその類の話。知ってる人にとってはもとより当然の話なんだろうが、私にとっては面白かったので手短に書いてみる。

もともとはこのツイートだった。見ての通り、Togetterのあるまとめに対してのコメントだ。

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がんばれ泰明小学校(の子どもたち)

なかなか面白いニュースである。

公立小「アルマーニデザインの標準服」を導入 校長の独断、全部で9万、親から批判も
ハフポスト2018年2月8日
子どもが入学を予定している区立泰明小学校(和田利次校長)では、今春入学する1年生から、新しい標準服(制服)に切り替える。イタリアの高級ブランド「アルマーニ」に依頼してデザインを監修してもらったものだ。 洗い替えのシャツまでそろえると、全部で9万円だった。学校の説明によると、いまの標準服は、上着、長袖シャツ、ズボン、帽子をそろえて男子で1万7755円、女子で1万9277円。夏服が加わったこともあり、洗替えの価格を加えても、3倍以上の値上がりとみられる。

いやなかなかのものである。小学校、しかも区立でなぜ、と思うのはまあ自然で、払えない人はどうするんだとか決めた過程が不透明だ(本件は校長がほぼ独断で決めた由)とか、批判が強いようだ。

そうなるとつい悪乗り回路が働き始めてしまう。ここはひとつ、泰明小学校(の子どもたち)を「応援」してみようではないか。

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メディア現象としての出題ミス

毎年、入試の時期になると、出題ミスの話題が出る。今年も出た。職業柄気になるのでつい見てしまう。

立命館大で入試ミス、全員を正解に 世界史の問題文 朝日新聞2018年2月4日
京大、昨年の入試で出題ミス 17人が追加合格 外部からの指摘で判明
ハフポスト2018年02月02日
大阪大入試ミス 外部指摘を学内で共有せず、対応半年遅れに
日本経済新聞2018/1/8

今年は単なるミスというだけでなく、対応が遅れたケースが国立大学で相次いだせいか、文科省も動くなど問題が大きくなっている。

入試ミス防止へ、全国大学に通知 文科省、阪大の問題受け
朝日新聞2018年01月10日
大阪大が昨年2月の一般入試の出題・採点ミスにより、本来は合格の30人を不合格にしていた問題を受け、文部科学省は9日、全国の国公私立大学の学長に対し、入試ミスの防止や早期発見を求める通知を出した。
入試ミスの外部指摘、専用窓口設置へ 文科省
朝日新聞2018年1月29日

その裏には構造問題があるという指摘、改善提案の動きもある。

相次ぐ入試ミス 問題作成、教員に負担 外部委託の動きも
毎日新聞2018年2月3日

というわけで、界隈では何かと盛り上がっているわけだが、例によって「こういう盛り上がりっていつごろからあるんだろう?」と思って、ちょっとだけ調べてみた次第。

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むしろ「否定と否定」だと思う

話題になっている、と思ったらあんまりなってなくてちょっと残念だが、映画『否定と肯定』を見てきたので感想をひとくさり。英国の裁判の様子がリアルに描かれている。人物描写などは英国映画っぽく抑制が効いていて好感がもてた。以下、若干ネタばれありだが、そもそも結論のわかっている実話ベースの作品なのであまり気にしない。

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12/31C93東ト30b新刊「メディア・コンテンツとジェンダー」

駒澤大学GMS学部山口ゼミのサークル「こち駒」は12月31日(日)、東京ビッグサイトで開催中のコミックマーケット93(C93)に参加します。東6ホール、東ト30b。今年の新刊は「メディア・コンテンツとジェンダー」。今年度「実践メディアビジネス講座I」のシリーズ講義でゲスト講師にお話しいただき学んだ内容と、私たちが調べた内容をまとめています。ハフポストに掲載されたものも一部収録。全160頁。

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«それなら「ポロリ」も復活させるといい