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道路なんか作ってる場合じゃない

新潟や福井の水害は、新潟では15人福井では3人もの犠牲者が出るたいへんな被害となった。一時期新潟に住んだことがあるから、他人事とは思えない。犠牲者にはご冥福を、その家族の皆さんにはお悔やみを、その他の被害者の方々にはお見舞いを申し上げたい。この3連休で新潟に8000人ものボランティアが入ったとのニュースに、何もしていない自分を後ろめたく思いながら、同時にうれしく思う。

今回の水害では、避難勧告の遅れなど防災体制の不備が被害拡大に影響しているとの指摘がある。これまで聞いた記憶がないでもないから、前からあった話だろう。専門家の間では常識だったはずだ。新潟の一部の地域(駅の前に、右手を上げ左手をスーツのポケットに入れた「例のあの人」の銅像があるあたりだ)しか知らないが、これまでこの地域には多額の公共事業が行われてきたという印象がある。なぜ作られたのかわからない2本並行する道路とか、対向車とすれちがうことのないバイパスなどの例がふんだんに見られる地域だ。素人考えだが、こうした工事に使われた資金をもっと実のある防災方面に使うことはできなかったのか。目立たないからなのか、地場ゼネコンに落ちる金が少ないからだろうか。構造的要因があるのだとしたら、他の地域でも、似たようなことがあるのではないかと想像する。道路なんか作ってる場合じゃないよ、ほんとに。

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Comments

山口さん、こんにちは。くりおねです。
トラックバックをありがとうございました。
昨日県北部に住む友人と電話で話しましたが、ニュースで毎日のように「ボランティアが足りない」と訴えが続いているそうで、今までいろんな災害があったけどこんなことは初めてだ、と言っていました。
山口さんがおっしゃるように、おそらく構造的な問題なんだと思います。そして特定地域だけの問題でもないと思います。

Posted by: くりおね | July 22, 2004 at 10:51 AM

こんにちは、くりおねです。
トラックバックをありがとうございました。
そうかあ、山口さんはまさに「あの銅像」のいるあたりにいらしたことがあるんですね。
昨日県北部に住む中学校教師の友人と電話で話しましたが、毎日「ボランティアが足りない」とニュースで呼びかけが続いているそうで、今までいろんな災害はあったけどこんなことは初めてだ、と言っていました。生徒の友人のお父さんが水に流されて亡くなった、とも。
山口さんが書かれている通り、今回被害が大きくなったのは構造的な問題だと思います。日本のどこで起こってもおかしくないことだ、とも。被害と犠牲を決して無駄にして欲しくないと思っています。

Posted by: くりおね | July 22, 2004 at 10:56 AM

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