サウナだと思えば暑い日も楽しみ?
連日暑い。子供のころは、暑い日でもせいぜい30度ぐらいだったような記憶があるが、今では35度など当たり前になってしまった。どうにかならないものかとこぼしながら外を歩くことになるのだが、知人から面白い屁理屈を聞いた。
「サウナだと思えばいい。」
サウナの中の温度は、35度よりもっと高いはずだ。70~100度ぐらいだろうか。外を歩いているときは、サウナとはちがって服を着ているという問題はあるが、それをさておくと、ちょっとしたサウナに入っていると思えば、暑さもまた楽しみではないか、というのだ。
暑い外を歩いたり冷房の利いた事務所に入ったりを繰り返すと、体の調子が悪くなるという。しかし、サウナの本場では、サウナから出た後に冷たい水につかるというではないか。それが健康法なのだと。ならば、戸外と屋内を行き来することは、自然にサウナ健康法を実施していることにはならないか。
…なるわけがない。わかってはいるのだが、せめてそう思えば、暑い日を少しだけでも楽しく過ごせるのではないか。屁理屈というのはたいてい聞いて実用の役には立たないが、これはちょっと使える屁理屈だと思う。愚痴が出そうになったら、「これはサウナ」と言い聞かせればいいのだ。
…これで気が楽になるなら簡単なのだが。
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