« キリン、CO2排出権取引に参加 | Main | スポーツを支援する企業 »

August 25, 2004

ベイブレード、初の世界大会

8月17日、ベイブレードの初の世界大会が、ニューヨークで開催された。「BBA World Championships」と題したこの大会では、日本、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、メキシコ、オーストラリア、チリの10カ国から予選を勝ち抜いた代表者が集まり、世界チャンピオンの座を競った。優勝したのはアメリカ代表のNoland, C.選手。

もしベイブレードを知らない人が読んだら、いったい何の話なのかわからないだろう。

知らない人のために簡単な解説をしておくと、ベイブレードは、ベーゴマをもとにタカラが1999年に開発したおもちゃで、現在80カ国で販売されている。現在までの販売総数は1億個を超えているらしい。ベーゴマと同じように、コマ同士を戦わせ、相手のコマをはじき飛ばしたり、相手のコマより長く回っていれば勝ち、というルールだが、ベーゴマは回すのに若干の練習が必要なのに比べてベイブレードは誰でも簡単に回すことができる。また、コマにはさまざまなしかけがしてあって、それにより攻撃型、持久型などさまざまなタイプがあり、自分でパーツを組み合わせてカスタマイズできるという楽しみもある。自分だけの「最強のベイブレード」を組み立てて戦うというのがキモだ。

日本のおもちゃ会社は、販促のために、おもちゃと関連づけたアニメ番組をテレビ放映するという戦略をよくとる。ベイブレードにもアニメ番組があり、日本では2001年から放映していた。確かもう放送を終了したが、現在は海外で放送しており、その数は70カ国を超えるらしい。うろ覚えだが、確かこのアニメは、日本と韓国の共同制作だったという記憶がある。ちなみに、日本では主人公の名は「タカオ」だが、アメリカでは「Tyson」という。

今回のイベントは、三菱商事子会社の㈱ディーライツが米アニメ制作会社ネルバナと共同で開催したもので、タカラのほか、米玩具大手のハスブロ、米ゲーム大手のアタリなどが後援する。ディーライツは著作権ビジネスを手がける会社で、ベイブレードに関して、海外でのアニメの版権、関連商品・ゲームなどのライセンス権を保有している。三菱商事は今コンテンツビジネスに力を入れているが、その一環としてこのイベントを開催し、ベイブレードの海外ビジネスをさらに広げていこうということだ。ニューヨークで開催したのもそのためだろう。日本でのアニメ放映が終わっても、ビジネスは終わらない。

参考
日本経済新聞2004年8月16日
タカラの公式ページはここ
アメリカのサイトはここ

|

« キリン、CO2排出権取引に参加 | Main | スポーツを支援する企業 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ベイブレード、初の世界大会:

« キリン、CO2排出権取引に参加 | Main | スポーツを支援する企業 »