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October 27, 2004

プロ野球選手は走れ

日本シリーズで西武ライオンズが日本一となり、2004年のプロ野球シーズンが終わった。

やっと、終わった。

本blogで前にも書いたことがあるが、プロ野球はあまり好きではない。小学生のころ少年野球で球拾いをしていたこともあるし、野球自体がきらいなわけではない。高校野球は見るのも好きだ。

理由はいろいろあると思うが、ここでは1つだけ挙げたい。プロ野球の試合は時間がかかりすぎる。

70年代ごろ、プロ野球のナイターをよく見に行ったが、そのころの試合は、だいたい午後9時ぐらいには終わっていたように思う。9時半を回るようなことは例外的だったのではないか。ところが今は、試合が午後9時で終わることなど考えられない。日本シリーズの試合など、10時を平気で超えていた。これでは子供が安心して見に行けないではないか。基本的には昔と同じルールのはずだ。いったい何がちがうのか。

試合時間が延びた分、試合が面白くなったのだろうか。よく見ないから知らないが、どうもそうとは思えない。放映番組の視聴率もどんどん下がってきている。試合時間が延びれば、テレビ中継番組も延長され、後の番組編成に影響が出る(最近ははなから放映されない試合も少なくないそうだが)。プロ野球の試合時間の問題は、プロ野球ファンだけの問題ではない。だらだらと何時間も試合をされては迷惑だ。

他のスポーツでは、試合時間を縮める努力をしている。バレーボールのラリーポイント制などはその例かと思う。野球でも、高校野球は昔から試合時間の短縮に熱心だ。チェンジの際、選手は全力で走る。死四球でも走る。投手交代の場合も同じだ。プロ野球選手のように、だらだら歩いたり、変な車に乗ってきたりしない。それでどれほど時間が短縮できるかは疑問だが、少なくとも観客に無駄な時間を過ごさせまいというメッセージにはなるだろう。

さらにいうなら、ルール変更も考えてはどうか。本当に9回必要なのか。ピッチャーの投球間隔は長すぎないか。ボールを持ったら15秒以内に投球する「15秒ルール」でも設けてテンポよく投げさせたらどうか。ファールを3回やったらアウトにしたらどうか。バレーボールは、試合を面白くし、人気を高めるためにルールを変更する努力をした。人気低下が著しいプロ野球も、過去の例にとらわれず大胆に考えてみたらいい。

しかし、今年の日本シリーズは、本当に目立たなかった。内外でさまざまなできごとがあったせいでもあるが、本当にやっているのかどうかわからなくなるほどだった。それでも、日本一となった西武ライオンズの面々は、恒例のビールかけを行ったそうだ(記事はこちら)。新潟でたいへんな事態が起きているときに何とも間の悪い話だ(憤慨する人もいるだろう)が、新潟にも西武ファンはたくさんいただろうから、12年ぶりの日本一は励ましになったかもしれない。

ともあれ、どうなるかわからないが球界再編もあるようだし、業界の皆さんはこの際いろいろ考えてもらいたい。ぜひ試合は午後9時までに終わってほしい。サッカーのように時間制で試合を打ち切ったらどうだろうか!?たとえば各イニング12分で打ち切り、とすれば、攻撃側選手は本気で走るのではないか?当然、投手は上記の15秒ルールを適用すると。暴論だが、ルールとはしょせん決め事だ。今のだらだらした試合よりもよほど引き締まるかもしれない。

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