第4回ファイナンス研究会「年金問題における実験ファイナンスの試み」
3月25日、青山学院大学で、年金問題に関するセミナーが開かれる。無料、参加資格も事前申し込みも特に不要ということで、ご関心のある方はふるって、といいたいところだが、おそらく内容はかなりハードだ。「本気」の方以外には面白い内容ではないと思うが、とにかくお知らせまで。
この研究会は、青山学院大学総合研究所の研究プロジェクトの一環として行なわれているもので、主催者は大学院国際マネジメント研究科の中里宗敬教授だ。同教授は実験ファイナンスに取り組まれていて、今回の研究会もその一環として年金問題を取り上げるということのようだ。
第4回ファイナンス研究会
日時: 2005年3月25日(金) 19:00-20:00
場所: 5号館3階 534教室
講演者: 北村智紀(ニッセイ基礎研究所)
テーマ: 「年金問題における実験ファイナンスの試み」
実験ファイナンスというと、仮想の資本市場を作ってそこで株式やら債券やらデリバティブやらを取引し、市場のしくみのよしあしや市場で起きる現象を研究する、といったことがよく行なわれている。まだ日本ではなじみがあまりないが、アメリカなどではかなりさかんだ。今回はそれを年金問題に、というわけだが、正直どんな内容なのかまったく想像がつかない。年金といっても公的年金もあれば企業年金も個人年金もあり。したがってこんな方に「お勧め」ということもできないのだが、個人的には「なんだか面白そう」という予感はある。
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