GLOCOM情報発信機構月例セミナー「参加型ジャーナリズムの時代」
Blogまわりでは、「参加型ジャーナリズム」への関心が高い。ジャーナリストの方々も、そうでない方々も含め、「blogはジャーナリズムになりうるのか」とか「参加型ジャーナリズムとは何だ」とか、熱い議論が展開されている。
そうした参加型ジャーナリズムに関心のある諸兄にお勧めのセミナーが、国際大学GLOCOMで開かれる。題して「参加型ジャーナリズムの時代」。
おっ!と思った方への緊急告知。
具体的には、GLOCOMが一般向けの情報発信のために行っている「情報発信機構月例セミナー」だ。3月はこれ。
というわけで、概要は以下の通り。誰でも参加できて、無料なので、時間に都合のつく方は参加してみてはどうだろうか。講師は時事通信の方だ。既存メディアにもの申す!といきり立っている方だけでなく、参加型ジャーナリズムについて知りたい、考えてみたいと思う方にとってもいい機会だと思う。で、これに出たbloggerの方はこれをネタに何か書くと。これぞ参加型ジャーナリズム!というわけだ。
ただし会場は広くない。せいぜい30~40人も入ればいっぱいになってしまう。申し込みはお早めに。
[情報発信機構月例セミナー]
日時:2005年3月14日(月)16:00~17:30
場所:国際大学GLOCOMホール 東京都港区六本木6-15-21-2F
地図はこちら
プログラム
・16:00~17:30
・スピーカー:湯川鶴章(GLOCOMフェロー、時事通信社編集委員)
・テーマ:「参加型ジャーナリズムの時代」
・使用言語:日本語
参加無料
参加申し込み先
GLOCOM情報発信機構事務局
Eメール: miki@glocom.ac.jp
http://www.glocom.org/
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Comments
”ジャーナリズム”の語源は”日銭稼ぎ”。それゆえ”blogジャーナリズム”は作者がblogで身銭を稼ぐ場合となる。さもなくば、”blogNPO”ないしは”blogボランティア”の類いとなる。さすればプロとして専門的に打ち込める者はそうはいないゆえレベルは低下する。また”参加型ジャーナリズム”はどうかと言えば、かような場合にも参加する人はそれなりの環境と余裕を持つ者に限る。結局、恵まれた一部の知識人の意見のみが世を席巻することとなる。これはテレビメディアのおかげで東京近郊の人々の言葉や価値観だけが国を支配したのと同じであろう。
Posted by: Quasi | March 03, 2005 05:14 PM
Quasiさん
コメントありがとうございます。明快なご意見ですね。世の中でなされている議論は、どうもそういう方向にはいっていないようにもみえます。やがておっしゃる方向へ行くのでしょうか。注目したいところですね。
Posted by: 山口 浩 | March 03, 2005 05:23 PM