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March 17, 2005

ITA E-Work and E-Learning Conference - Living, Learning and Working in Virtual Environments

8月29日-9月1日、英国で、E-WorkとE-Learningに関する学会が開催される。題して「ITA E-Work and E-Learning Conference - Living, Learning and Working in Virtual Environments」。

ITAというのは「The International Telework Academy」のことだ。「Living, Learning and Working in Virtual Environments」ワークショップは、e-workingとe-learningに関する研究者や実務家が研究成果を報告する場になる。会場は北西イングランドのPrestonとLiverpoolで分かれているようだ。

対象分野は幅広い。建築やらインテリアデザインやら社会学やら心理学やら経営学やらコンピュータサイエンスやら情報システムやら組織行動論やら教育学やら。学際的なものを歓迎する由。発表される論文はブラインド・レビューで選ばれる。こんなあたりが特に期待されているらしい。

・新しいオフィス空間、組織、教育システムのデザイン
・E-WorkingやE-Learningのための技術やソフトウェア
・遠隔勤務・学習における課題
・仮想環境における学習や勤務
・テレワーク、仕事の未来

個人的には4番目のやつに興味がある。「仮想環境」ってどんなのだろうか。私の知っているある米国企業は、オフィスというものを持たない。米国内にばらばらに住んでいる人たちがネットでつながりながら仕事をしている。そんなものを指すのだろうか。ちょっと妄想が入ると、仕事や学習のための仮想空間、のようなものをイメージしてしまう。韓国では、オンラインゲーム内で大学の講義をした先生もいたりするのだが、アバターで通える大学、なんてのがあったら面白いだろうなぁ。

発表ご希望の方は4月29日までに750語以内の概要をこちらまで。5月20日までに審査結果が通知される。フルペーパーは7月30日までに提出。詳しくはサイトで確かめていただきたい。

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