クリスティーズとサザビーズがじゃんけんした話
2005年4月29日付New York Times(電子版)に出ていた記事が面白かった。「世界で一番真剣なじゃんけん」の話だ。
「Rock, Paper, Payoff: Child's Play Wins Auction House an Art Sale」(無料だが要登録)
2005年4月29日付New York Times(電子版)に出ていた記事が面白かった。「世界で一番真剣なじゃんけん」の話だ。
「Rock, Paper, Payoff: Child's Play Wins Auction House an Art Sale」(無料だが要登録)
学会にもさまざまあるものだ。メールマガジンに登録しているとさまざまな案内が送られてくるのだが、たまに「!?」と思うようなものがある。
というわけで今回目にしたのが「セレブ学会」。
何じゃそりゃ!?
There emerged another discussion on the size of the virtual economy of MMORPGs in Terra Nova. Julian Dibbell estimated the worldwide MMO GDP at $7.29 billion, by using a ratio of RMT (real money trades) to the real-world GDP (not real GDP). The figure fell between GDPs of Benin ($7.49 billion) and Malta ($7.04 billion).
Continue reading "Virtual World GDP: revisited (move to Vitual World Update Japan)
テレビ番組を録画し、CMをスキップして見ることができる技術の発達によって、テレビというものの広告媒体としての価値が下がっていくのではないかという懸念がよく語られる。この動きに対して、広告を出す側が対処する方法としては、たとえばプロダクトプレースメントのようなやり方がある。
業界の方には当たり前なのだろうが、その逆もあるのだなということをあらためて認識したのでメモのため書いておく。
ライブドアのパブリックジャーナリストの評判がよくない。記事の質が低い、取材せずに意見ばかり書く、文章が下手、韓国とは事情がちがう、ライブドアがやってるのが気に入らん、とさんざんだ。
だめなのだろうか。これまでちゃんと読んだことがなかったが、ふと思い立ってざっと見てみた。
全国銀行協会が高校生向けの学習用パソコンゲーム「私の夢&銀行」を製作、無料配布している。ネットベンチャー企業オーナー、ヘアサロンオーナー、カフェオーナー、ファッションデザイナーの中から職業を選び、起業までのプロセスをドラマ形式で仮想体験しながら、金融や経済に関する基本的な知識について学ぶものだ。
「税務署員ラオ」は、財務省サイトの小学生向けコーナー「ゴ-ゴー!ふぁいなんす☆タウン」に登場するネズミのキャラクターだ。キャラクター設定によれば、「税務署で税金を集める係」をしており、好きなことは「まじめに働くこと」、きらいなことは「弱いものいじめ」、好きなことばは「友情、努力」という、誰がみても非の打ち所のない善良なネズミだ。税金を払うのがきらいな「どらニャーゴ」とゲームで対決する。
個人的に、この「ラオ」がいたく気に入った。いや冗談ではない。つい「政府主導でアニメ化を企画してはどうか」と妄想モードにスイッチが入ってしまった。というわけで、企画書とまではいかないが、アニメ化すべき理由を勝手に考えてみた。
中国で反日デモが拡大しており、日本人や日本企業に被害が出ている。日中外相会談で中国側は「デモの責任は日本にある」として謝罪、賠償に応じる気配はない。
今のところ、日本側は冷静さを保っているようだが、中には報道などをみていて「中国けしからん」と怒っている人もいると思う。それを承知の上であえて書くのだが、日本国内の中国人や中国企業に危害が及ぶようなことがないことを切に願う。
日本のテレビ番組を海外でも楽しめるという「録画ネット」のサービスについて、著作権法に違反するという東京地裁の仮処分決定が出たのは、2004年10月のことだった。
海外居住者向けのサービスだからあんまり関係ないや、と思っている方も多いだろうが、どうもそういうことでもないのではないか、と思うようになったので、少し書いてみる。ちがうぞ、という意見や、そうだ、という意見があれば、ぜひお聞きしたいのでよろしく。
えらんでもらえなかったはなし 3年1組 山口 浩
きのう、学級委員のせんきょがありました。ぼくは、2年生のときから、3年になったら学級委員になろうと思っていました。おねえちゃんが3年生のときに学級委員をやっていたのと、かっこいいと思っていたからです。
郵政民営化に関連して、郵政公社は独立採算で税金の投入を受けていないという主張をする人がいる。だから民営化反対という意見なのだろうが、独立採算というのはミスリーディングなもののいい方だと思う。
財務省のサイトに、小学生向けのコーナーがある。「ゴーゴー!ふぁいなんす☆タウン」という。ゲームを中心としたアミューズメントコンテンツで、税の大切さを教えようというものだ。
一度のぞいてみてほしい。けっこう笑えるのだ、これが。
2005年4月11日付New York Timesより、ゲーム内プロダクトプレースメントに関する記事「Play to pay: Service inserts ads in games」。(元記事は要無料登録)
コンテンツビジネス、特に映像系コンテンツの事業展開において、ひとつの事業機会からいかにして最大限のキャッシュフローを引き出すかは重要な経営課題だ。資金を出す側にとっても、そのコンテンツにからむビジネスが今後どのように展開していけるかは、投融資の判断基準として決して軽視できない。
コンテンツビジネスにおける「n匹めのドジョウをねらう手法」について、体系化された知識があったらいい、と思った。クリエーターのための方法論ではなく、ビジネスマンのための判断材料として。
というわけで、新シリーズを立ち上げてみようと思う。題して「n匹めのドジョウをねらうコンテンツ」。
みなし子コンテンツを救うための「コンテンツ再生機構」のようなものが必要ではないかという話の続き。
運営資金について、アーカイブされたものの再商品化収入が考えられるわけだが、もう1つ、民間、というか個人資金を利用することはできないだろうか。
公共事業の発注は、原則として入札で決められる。業者間の競争を促すことで、コストなどよりよい条件で発注できるという期待を持つわけだ。しかし実際にはなかなかそうはならない。談合が常態化して、行政側の予定価格ぎりぎりでの落札(落札率ほぼ100%というわけだ)が続いたり、なぜか受注企業がきちんと順繰りになっていたりすることが少なくない。ここ10年ほどの間に進められてきた入札改革は、こうした問題をなんとかしようとするものだった。
そのかいあってか、落札率が大幅に低下したとする例がいくつも報告されている。めでたしめでたし、と思ったら、今度は業者のほうが悲鳴を上げ始めた。過当競争でまっとうな業者もつぶされる、と。
じゃあどうしたらいいのさ、などと簡単にいえるものではないのだが。以下は書き物をしながらつらつら考えている間に思いついたいくつかのあまりとりとめのないメモ。
ちょっと前のLessig blogに、「孤児作品 (Orphan Works)」に関する記事が出ていた(オリジナル記事はこちら)。Orphan Worksに関するアメリカ著作権局からの問いかけへのコメントの話だ。クリエイティブ・コモンズは106ページもの長文のコメントを提出している。
日本ではどうだろう、という思いつきから出たなぐり書き。
外出する際の持ち物やら着るものやらには、誰しもなんらかのこだわりがあると思う。いつものかばんとかお気に入りの帽子とか。読みかけの本を必ず、という場合もあるだろうし、携帯電話、というのはもはや必須、かもしれない。
私の場合は、胸ポケットのペンだ。基本的に何でもいいのだが、たいていは、黒と赤のボールペンにシャーペンがついたもので、そこらのコンビニで売ってる1本500円のやつ。
人前で話をする機会がちょくちょくある。事前に充分な準備ができればいいが、正直なところそんなケースはめったにない。なんらか原稿を準備できればよし、できなければメモでもいい。最悪なのは何も準備なしのぶっつけ本番だ。
ことばを選ばなければならないオフィシャルな場ではさすがに使えないが、そうでないケースでは、そういう「修羅場」を切り抜けるための「魔法のことば」がある。いつもじゃないが、どうしても追い詰められたとき、たまに使う。
「…には3つある」というやつだ。
The US government has finally succeeded to make the Japanese government relax the regulation on beef testing (article is here). Even though US officials said that their inspection method had scientific basis (although seriously challenged by counter-arguments by other experts), the pressure to the Japanese government was clearly political, driven by lobbying of farmers and food businesses. They considered the issue was not on the bovine spongiform encephalopoathy (BSE), but on trade.
プロダクションIGとCartoon Networkがテレビアニメーションを共同製作する(ニュースリリースはこちら)。4月1日記者発表が行なわれ、初めてプロモーション映像が公開された。製作されるのは、オリジナル作品の「IGPX」。Cartoon Networkがスタート段階から脚本、制作まで参加する共同製作で、IGはこれで「世界を狙う」とのこと。
さるところでさる方の話を聞いたと思ってほしい。マーケティングに関連の深い業界の方だ。マーケティング戦略にblogを活用する、みたいな話題になったときに、その方は、1~2年先にはもうblogも終わってるでしょうからそのときには他の手を使うんじゃないですか、という趣旨の発言をされた。
そういえばそうだよな、と改めて思った。Blogにも「寿命」があるんだろうな、と。
いったいどのくらいもつのだろうか。
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