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えらんでもらえなかったはなし

えらんでもらえなかったはなし  3年1組 山口 浩

きのう、学級委員のせんきょがありました。ぼくは、2年生のときから、3年になったら学級委員になろうと思っていました。おねえちゃんが3年生のときに学級委員をやっていたのと、かっこいいと思っていたからです。

せんきょになったとき、先生が「学級委員にりっこうほする人は手を上げなさい」と言ったので、手を上げたら、ほかの人も手を上げました。先生が「学級委員になったら何をするのか言いなさい」と言ったので、「みんなのためにいっしょうけんめいがんばります」と言ったら、中田くんとかん田くんが、「山口くんはけんかをしてもあやまらないからだめだと思います」と言いました。あ南くんと米田くんもおうえんしてくれましたが、せんきょをしたら、ぼくはおちてしまいました。

ぼくは、中田くんとかん田くんと米田くんと、2年生のときにけんかしたことがあります。中田くんとかん田くんには勝ちましたが、米田くんは体が大きいので負けてしまいました。そのあと中田くんとかん田くんにもあやまって、なかなおりしました。家に帰ってお父さんに、「なんでなかなおりしたのにけんかのことを言うんだろう」と聞きました。そしたらお父さんは、「きっとほんとうはまだおこってるんだよ」と言いました。

ぼくは「でもちゃんとあやまって、二人とも、もういいよって言ってくれたんだよ」と言いました。そしたらお父さんは、「ゆるしてはくれたんだろうけど、君が学級委員になるのはいやだったんじゃないかな」と言いました。そしてお父さんは、「中田くんやかん田くんと、もっとよくはなしてみたらいいよ」と教えてくれました。学級委員は、みんなのためのしごとだから、人の話をよく聞く人でないとなれないのだそうです。考えてみると、ぼくは、中田くんとかん田くんと、けんかのことについて、あまりはなしたことがありませんでした。ぼくは悲しくなって、「ぼくはわるい子?」と聞いたら、お父さんは、「そんなことはないよ。大人もよくにたようなしっぱいをするんだよ。みんなにえらんでもらおうと思ったら、まずみんなのことをよく考えるようにしなきゃいけないね。学級委員のことは、いそがないほうがいいんじゃないかな」と教えてくれました。

ぼくはこれまで、じぶんのことしか考えていませんでした。でもこれからは、みんなのためになりたいです。来週学校に行ったら、二人とよく話をして、もっとなかよしになりたいです。それから、学級委員にならなくても、みんなのためにがんばりたいと思います。そしたら、中田くんもかん田くんも、2学きの学級委員のせんきょでは、ぼくをおうえんしてくれるかもしれません。ぼくは、学級委員になるなら、みんなにおうえんされてなりたいです。

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