エンドロールをみる:「交渉人 真下正義」
「エンドロールをみる」シリーズ。今回は現在公開中の「交渉人 真下正義」。
5月27日、ジャパン・デジタル・コンテンツ㈱(JDC)は、金融庁より、信託業免許の交付を受けた。6月13日の業務開始とともに、社名もジャパン・デジタル・コンテンツ信託㈱と変更する(ニュースリリースはこちら)。方針はすでに発表されていたものであり、既定方針通りなのだが、信託業開始は同社の「宿願」であったわけで、ともあれお祝いを申し上げたい。
以下は主に自分のためのメモ。
一部に好評の「雑誌目次をみる」シリーズ。今回は「AIR STAGE」。
以下、スチュワーデスに関して批判的と受け取られる表現があるかもしれないが、そういう意図はないので念のため。
「ロースクール」というのがある。日本語だと「法科大学院」だ。司法試験だけで法曹にふさわしい人材を選別できるのかとか、そういった問題意識から導入されたものだと理解している。期間をかけてきちんと教育したうえで、試験の合格率をこれまでより高くしよう、ということだったはずだが、必ずしも当初考えられていた状況にはなっていないようだ。
何を今さらという類の議論だが、一度書いておきたいと思っていたので、遅ればせながら。
懸案になっている投資サービス法案に関連して、もし現在の方向性で制定されると、NPOへの資金の流れを阻害するとの懸念が出ているという。単純にいうと、監査費用だの何だのといったコスト負担の問題だ。
という記事が日本経済新聞に出ていた(2005年5月18日)のだが、なんだかちょっとスジがちがうような気がする。
オンラインゲームに関連して、いわゆるリアルマネートレード(RMT)についての議論というのがある。ゲーム内のアイテムやら通貨やらキャラクターやらを現金(リアルマネー)で取引する行為だ。日本のゲーム会社は、こうした行為を歓迎していない。ゲームの世界を乱す、子どもが金儲けに走る、ゲーム会社がコントロールできなくなる、digital sweatshopがある等、概して批判的な論調が強い。しかし現実には、オークションサイトをちょっとのぞいてみればわかることだが、ゲーム内アイテムや通貨、キャラクターなど、かなり広範に取引が行われている。
ウォッチしている「Terra Nova」で、アメリカにおけるRMTに関する議論が最近いくつか出ていた。
コメントをいただいた「Dashan's note」に、日本製アニメの中国語名に関するクイズが出されている。
知ってればわかるのだろうが、知らない身としては、これが難しいのだ。管理人のDashanさんは、コメントが集まらないと正解を教えないという。私としてはぜひ知りたいので、皆さんのお力をお借りできれば。
というわけで、身勝手なお願い。「Dashan's note」にコメントしよう!
門倉貴史「急拡大が見込まれる日本のヨガ市場~2004年の推定ヨガ人口は23万人、市場規模は139.5億円(関連商品市場を含めると151.1億円)~」、第一生命経済研究所マクロ経済分析レポート、2005年5月18日。
「あの」門倉氏がまたまた放った「衝撃」レポート。
こんどは「ヨガ」だ!!
「ビジネス・サーベイによる景気予測の実証分析」
東京三菱銀行の2005年5月16日付レポートだ。一般公開のものではないのであしからず。予測市場そのものに関するレポートではない。しかし企業経営者へのアンケート調査が景気予測にどのくらい役立つかを検証したものなので、多数の意見を集約したものにどのくらいの予測力があるかという点で注目される。
「市場の中の女の子:市場の経済学・文化の経済学」
文:松井彰彦
絵:スドウピウ
PHP、2004年。
コンセプトはいい。けっこう気に入った。
ちょっと読み手を選ぶかもしれないが。
コンテンツファイナンスにおいて、いわゆる「ファンド」、もう少していねいにいえば、幅広く資金を集めるタイプの集団投資スキーム、の役割が拡大している。これまで「プロ」だけのものだったこうした投資機会が、さまざまな投資ビークルと、コンテンツ産業自体の盛り上がり、さらに投資先を求めるリスク性資金の蓄積が、この動きを支えている。
この一連の動きについて、なんだか既視感があるとずっと考えていた。何だろう何だろうと考えて、最近ああと思い至った。不動産ファンドだ。
American Automobile Association(AAA:米国自動車協会)のシカゴ支部が、「運転中にハンズフリーの携帯電話を使用することは携帯電話を手に持って通話するのと同様に危険である」という調査結果を発表したそうだ (記事はこちら)。どちらでもドライバーの注意が運転から逸れることは同じであるとから、事故の危険をなくすには運転中に携帯電話を使わないことだ、と主張している由。
いやそりゃそうだろうけど。
新潟県には多少の縁があってたまに行ったりするのだが、自治体再編でいつの間にか「国際町」という地名ができていたのを知らなかった。
毎年5月、ここでとても小さくローカルな「国際」祭りが開かれる。
議論のようなことをしていると、「そこから一歩も先に進めない」という状況を見かけることがある。そういうときにはたいてい、対話における「無限ループ」とでもいうか、要するにそこでピタっと思考停止に陥ってあとは同じことを繰り返す「壊れたレコード」状態にしてしまう、そういう類のことばが出てくる。
そういう「思考停止状態」を招く「魔法のことば」ってどんなものがあるんだろうと思って、ちょっと考えてみた。
通信教育大手「ベネッセ」の調査研究機関「ベネッセ教育研究開発センター」が5月10日に発表した調査結果に関して、「親と関係の良い子は勉強が得意」と報じられた。
まさかと思うけど、アレじゃないだろうね?
「南北問題」というと、ふつうは国際問題だ。Wikipediaでは、「1960年代に入って起こった(北の)先進資本国と(南の)発展途上国の経済格差とその是正をめぐる大きな問題」と定義している。
あまり時間がないのでアイデアだけメモしておく。この定義の前提は崩れつつあるような気がする。そしてそれは、先進国において大きな問題となりつつあるように思われる。それ自体は新しい発見でも何でもないのだが、着目点を変えると何かちがったことがいえるかもしれないぞ、という発想のタネまきとして、取り急ぎ。
「えっ!?」となった方もいるかもしれないが、より正確に書くと「政府主催のイベントでコスプレ大会が行われる」だ。2005年6月1~5日、中国の浙江省杭州市で「第1回中国国際動漫節」(アニメ・マンガ祭)が開かれる。「祭」というが、いわゆる「お祭り」ではなくコンベンションだ。東京で「東京国際アニメフェア」をやったりするが、その「フェア」と同じようなものだと考えていただければ。主催は中国国家広電総局および浙江省杭州市政府だ。で、その場でコスプレ大会が開かれるというわけだ。
少し前に「総論」として類型を少し書いてみたら意外に(!?)盛り上がった「続編の作り方」シリーズ。いよいよ各論。最初はやはりこれでしょう。最近声優陣を総入れ替えして話題を呼んだ「ドラえもん」シリーズ。ここでは劇場版、でいきたい。あ、劇場用作品の中には短編もあったりするが、ここでは長編を対象とする。
経済産業省が、同省に設置された企業価値研究会の検討結果「論点公開 ~公正な企業社会のルール形成に向けた提案~」について、パブリックコメントを募集している。
少し前に日本中を騒がせた「あの件」にも関連するテーマだ。ひと言いいたいぞ、という方は多いにちがいない。締切は5月11日(水)。ファックス、電子メールなら午後6時まで、郵送の場合は同日必着だそうなので、ふるってご意見をお寄せいただきたい。
…って別に関係者じゃないんだが。
2005年4月27日、有限責任事業組合契約に関する法律案が参議院で可決、成立した(経済産業省の該当ページはここ)。
汎用性の高いものでありさまざまな分野への応用が考えられるが、コンテンツ開発のための事業スキームとしても、また1つ新しい可能性が生まれたと考えることができる。という意味で、自分の勉強のためのメモ。
「エンドロールをみる」シリーズ。今回は「キノの旅―the Beautiful World: I」から、第1話「人の痛みが分かる国―I see you.―」。
政府がニート・フリーター対策に乗り出した。関係閣僚でつくる「若者自立・挑戦戦略会議」を国会内で開き、就職や仕事に役立つ知識や技術を学べる支援講座「草の根eラーニング・システム」の構築などについて協議した。このシステムは文部科学省と経済産業省、厚生労働省が連携したもので、若者の就職支援センター「ジョブカフェ」や大学などを通じ、(1)仕事に応じた必要な知識を提供したり、(2)就労するのに必要な知識や技術を診断したりするのが柱だ。
お気持ちはわかるのだが、なんだかとても徒労に終わりそうな予感がする。農村の「嫁来い作戦」に似た印象がある、といったらどちらにも失礼かもしれないが。
2005年5月1日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」に自由民主党の亀井静香氏が出演していて、自民党総裁でもある小泉首相について「ヒトラーよりひどい」と語っていた。
へえ、そんな人を総裁に選んだのか、自民党は。
ネットとメディアの融合まわりの議論があちこちで続いている。このあたりは賛否どちらの陣営にも専門家の方々がいていろいろディープな議論を展開しておられるので、私ごときが貢献できるとも思えないのだが、ただ傍観しているのもどうにも精神衛生上よくない。自分の専門分野に近い視点からなら多少は意味のあることがいえるかもしれないので、少しだけ書いてみる。
といっても、別に斬新な指摘だとか人をうならせる慧眼だとかいうわけではないので、そういうものは期待しないでいただきたい(してないか)。
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