AdSenseさんのセンス
最近、GoogleのAdSenseを導入した。ここは小銭を稼げるほどのサイトでもないだろうと思うのだが、AdSenseがサイトの内容に合わせて広告を配信すると聞いていたので、ではこのサイトならどんな広告が、という関心があったのだ。もともと個人的な興味であちこち食い散らかすような雑文を載せているから、さぞかし絞り込むのが難しかろうと思っていたが、なかなか興味深い。
5コマの広告が表示されるようにしているのだが、当初は実にそのすべてがネット証券会社関連だった。サイドバーに「予測市場」なんて入れてるからだろうか。ちょっとちがうんだけどなぁ。「投資スキーム」とか「リスク」とかもそっち方向のキーワードになるのだろう。いや別にオンライン証券会社がいやだとかいうわけではないのだが、こうもそろっていると、読んでくださってる方々の層とはちょっとちがうんじゃないか、などと思っていた。まさか、このサイトを訪れる方々がここで投資情報をお探しなんていうことはなさそうだし。
と思っていたら、昨日あたりから、広告の内容がだんだん変わってきた。ゲームの専門学校だったり、ベンチャー求人だったり。SE向け情報なんてのが登場したり。で、今みたらがらっと変わって、コンサルティング、中国語翻訳、海外預金関連サービス、中国情報サービス、市場調査となっている。中国が増えたのは、今朝の記事がTYOの中国合弁の話だったからか。
トップの記事の内容によってけっこうひんぱんに変わるものらしい。「AdSenseさん」のセンス、というか、まあ広告の選び方のアルゴリズムなんだろうが、短絡的なところがなんとも機械っぽくて逆に好感がもてる。へえなかなか面白いじゃん。しばらく楽しめそう。
※追記
この記事をアップしたらまた変わった。こんどは求人情報にネット書店にマネー情報。なんだかわけがわからん。
※追記
自分のサイトに配信される広告は、自分の書いた内容に関連ある内容なわけで、自分自身が一番見たい、ということに気づいた。しかし自分でこの広告をクリックする行為は規約違反で、何回かやると公共広告しか配信されなくなるらしい。これは、AdSenseにとってある意味重大な収益機会の逸失ではないのか。自分がクリックしてもカウントしなければいい話なのだ。認めてもらえんものだろうか。
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