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エンドロールをみる:「ふたりはプリキュア Max Heart」

一部に好評の「エンドロールをみる」シリーズ。今回は「ふたりはプリキュア Max Heart」。

劇場版ではなく、テレビ版だ。現在唯一残った(訂正:唯一でもないらしい。アニメ番組がたくさん放映されている割にはほとんどない、とはいえると思う)女児向けテレビアニメ、ということになろうか。女の子向けの場合、玩具やキャラクター商品はせいぜい小学校低学年までだろうから、市場自体がそれほど大きくはない。日曜朝のこの枠は定着している。この番組も大人気で2年目に突入。劇場版もけっこう売れたらしい。基本的に女児向けだが、インターネットで検索してみると、「大きいお友だち」もたくさんいるらしい。

昨年の「ふたりはプリキュア」では文字通り2人(この人この人)だったが、今度は「3人め」が登場している。「ふたりは」なのになぜ3人、というつっこみはおいといて。続編を作る際、「新たな敵」でない場合にはやはり「新しい仲間」が必要になるケースがあるだろう。この作品の場合、玩具が重要な要素だから、欲しいのはやはり新しいアイテムを使ってくれる新しい「仲間」のほうのはずだ。

まず、オープニングロールから。

プロデューサー 3
原作 1
連載 3誌
シリーズ構成 1
音楽 1

プロデューサーはABCADK東映アニメーションの3社から1人ずつ。原作は「なかよし」連載だ。小学生向けの少女マンガ誌。「カードキャプターさくら」なんかも「なかよし」だったから、まあこういう路線の跡継ぎ、ということになる。テレビ枠だと「おジャ魔女どれみ」シリーズの後になる。魔法少女ものというジャンルは昔からあるが、一方女の子戦闘ものとでもいうべきジャンルがあった(「セーラームーン」あたりからだろうか)。この融合ジャンルが一体化しつつあるのだろうか。その他の2誌は、講談社の幼稚園児向け雑誌。ちなみに「なかよし」の中では「学園ラブコメディ!」と位置づけられているようだ。

主題歌
オープニング
作詞 1
作曲 1
編曲 1
歌 1

エンディング
作詞 1
作曲・編曲 1
歌 1
1社

作詞、作曲、歌はいずれも同じ人だ。まあ一体感のある音楽、ということか。

製作担当 1
美術デザイン 1
色彩設計 1
キャラクターデザイン 1
シリーズディレクター 1
製作協力 1社
制作 3社

製作協力は東映、制作はABCADK東映アニメーションの3社だ。

で、エンドロールはこちら。

脚本 1
声 19+1社

個人的には、雫とあずきがヒーローかぁ、という印象はある。1社というのは東映アカデミーだ。声優養成校。サイトをみたら、「科学部員」の1人がここの人らしい。コスト削減だけでなく、人材育成の点でも、当該学生のモチベーション向上策という点でも面白い。

原画 3
動画 1社
背景 6
美術補佐 1
デジタル撮影 1社4
CG製作 1
編集 1
録音 1
音響効果 1
選曲 1
記録 1
録音スタジオ 1
オンライン編集 1
音楽協力 1社
演出助手 1
製作進行 1
美術進行 1
仕上進行 1
演技事務 1
美術 1
作画監督 1
演出 1

原画が3人で回る、というのはなかなかすごいのでは。けっこう絵が動いてる印象があるのだが、決めポーズとか使いまわしのきくシーンが多いせいか。「製作進行」(「制作進行」ならイメージがわくが)とか「演技事務」やらはどんな仕事なのかよくわからない。それと、謎がもう1つ。よくわからないのだが、「監督」がいない、というのは問題ないのだろうか。「シリーズディレクター」というのがそれにあたるのか。

製作委員会という表示はないが、どういうスキームになっているのだろうか。プロデューサーを出している3社が中心なのだろうが、著作権表示はこのうちABC東映アニメーションの2社だ。ADKは著作権は持たず「窓口権」に特化するということか。提供しているのはバンダイ講談社マクドナルドマーベラスエンターテイメントAEON森永製菓の6社。ちなみに劇場版の製作委員会メンバーは東映アニメーション東映バンダイADKABCマーベラスエンターテイメント

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