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July 16, 2005

大人にいいたいこと(4):たばこはきけんです

大人にいいたいこと  3年1組 山口 浩

ぼくは、大人の人に言いたいことがあります。ぼくのうちではだれもたばこをすわないのですが、大人の人の中には、たばこをすう人がいます。男の人がおおいですが、女の人もおおいです。

ぼくは、たばこはとてもあぶないと思います。たばこは火じのげんいんにもなるし、体にもわるいそうですが、子どもにとっては、それいじょうにきけんなものだと思います。

こないだ、お母さんとかいものに出かけたとき、電車のえきで、たばこをすいながら歩いている人がいました。その人は手にたばこをもっていて、大きく手をふりながら歩いていました。その人のそばをとおりすぎるとき、その人の手にもったたばこが、ぼくのかおのすぐ近くまできて、びっくりしました。

学校でインターネットのじゅぎょうがあったので、しらべてみました。「たばこ 失明」と入れてけんさくしてみたら、たくさんのホームページに、たばこの火が目に入ったというじこのことが書いてありました。どれも「失明すんぜんだった」とか「失明のおそれがあった」とか書いているだけで、本とうに失明したじけんはなかったようですが、それでも、失明するかもしれないじこはおこっていることがわかりました。

たばこの火は、800度くらいあるそうです。そんなものが目に入ったら、とてもいたいと思います。大人の人がたばこをもった手をおろすと、ちょうど子どもの目のあたりにきます。ぼくたちの目の前で、800度の火がぶらぶらしているのです。

お父さんは、「ほうちょうをふりまわしながら歩いているのと同じぐらいあぶない」と言っています。ぼくが「ほうちょうをふりまわしながら歩いていたらたいほされちゃうよ」と言ったら、お父さんは、「だったらたばこをふりまわしながら歩いている人もたいほしたらいいかもね」と言いました。ぼくは、たばこをすう人みんながたいほされればいいとは思いません。みんな知らないだけなんだと思います。

大人の人でたばこをすう人は、しん長3メートルのきょ人がたくさんいて、みんなたばこを手にもって歩いていたらどうなるか、かんがえてください。きょ人が手にもったたばこは、大人の人の目のあたりにくるかもしれません。手を大きくふって歩いていたら、目にたばこの火が入ってしまうかもしれません。それはしかたのないことでしょうか。きょ人のいるところでは気をつけなさいっていわれてもしかたがないのでしょうか。

心のやさしいきょ人は、きっと、「大人の人の目にたばこの火が入ったらたいへんだから、歩いているときにたばこをすうのはやめよう」と思ってくれると思います。「大人の人はちょろちょろしてすぐにかけだすから、じぶんが気をつけよう」と思ってくれると思います。たばこをすう大人の人も、そうしてくれたら、ぼくたち子どもはもっとあん心して外を歩けると思います。心のやさしい大人の人に、なってください。

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Comments

そもそも、なぜ人はなぜタバコをすいはじめるのでしょうか。はじめてすった時はみんな「おいしくない」そうです。ではなぜ、あえてその壁を乗り越える必要があるのでしょうか?百害あって一利なし、なのに・・・。
どうやら、「かっこがいいから!」が答えのようです。
う~ん、ほんのわずかなかっこよさのために非合理に走る。更に、その非合理の代償が他人に悪影響を!
人間の心理って難しいですね。単純なのか、複雑なのか。
すっている人の中には、落ち着く・ほっとする、リラックスできるって言う人もいます。
で、「これから」の人のために言っておくと、「すわなくてもぜんぜん問題ないですよ!」
すわないことでのデメリットは、「すってる人がうっとうしく感じる」くらいです。

Posted by: TAM | July 16, 2005 05:23 PM

TAMさん、こんにちは。
たばこはかっこいいのでしょうか。ぼくにはよくわかりません。大人の人しかしないことだから、子どもからみるとかっこよくみえるのでしょうか。お父さんに聞いたら、「だったら、わいろをもらったり、だんごうをしたりすることも、かっこいいんだな」と言ってました。みんな、かっこいいからだんごうとかをするんでしょうか。

Posted by: 山口 浩 | July 17, 2005 03:00 PM

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