日本銀行は「にほんぎんこう」ではないという話
小ネタ。知ってる人は知ってる話だが、「日本銀行」は、「にほんぎんこう」ではない。
正解は「にっぽんぎんこう」だ。サイトにはこのように解説されている。
「日本銀行」の読み方については、法律などで「○○と読む」と決められている訳ではなく、また、日本の国名を「ニッポン」と読むか、あるいは「ニホン」と読むのかという問題に似て、二者択一的に決めるのは難しいところです。ただ、お札の裏に「NIPPON GINKO」と印刷してあることもあって、日本銀行では「ニッポンギンコウ」と呼ぶようにしております。
なんだかたいしたこだわりではないように書いてあるが、知人から、「ニホン銀行ですか?」と電話したら「ニッポン銀行です」と直されたという体験談を聞いた。どうもけっこうこだわりがあるらしい。ほかのサイトには、「ニホン銀行です」と先方から名乗ったという話も出ていた。なんだかよくわからん。きっと、上の人たちはこだわっているのに末端までは浸透していない、といったところなんだろう。
そもそも「日本」自体が「ニホン」でも「ニッポン」でもいいらしい。確かめてはいないが、切手では、ローマ字表記したときに「Nihon」だと「ニホン」と読んでもらえない可能性があるので「Nippon」にした、という話を聞いたことがある。結局外国が気になるわけか。そのくせ英文名称はBank of Japanだったりもするわけで。こだわるならBank of Nipponとすればいいのに。「内弁慶体質」なのだろうか。
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