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September 08, 2005

衆議院選挙情報メモ2005/9/7

9月11日に行われる第44回衆議院総選挙に関連する世論調査結果や専門家の分析などについての情報のアップデート。

サンデー毎日9月18日号(9月7日発売)
「直前ナマ情報 『本当に自民党圧勝なのか』」と題した記事。予測を行っているのは選挙プランナーの三浦博史氏と、政治評論家の小林吉弥氏。

三浦氏の予測

自民公明2党計民主共産社民他党無所属
小選挙区165717210202222
比例区7625101679210
合計2413227316994322
比率50.2%6.7%56.9%35.2%1.9%0.8%0.6%4.6%
「他党」は国民新党、新党日本および新党大地、「無所属」は無所属・諸派を示す。


小林氏の予測

自民公明2党計民主共産社民他党無所属
小選挙区134614013601221
比例区8324107637210
合計2173024719973321
比率45.2%6.3%51.5%41.5%1.5%0.6%0.6%4.4%
「他党」は国民新党、新党日本および新党大地、「無所属」は無所属・諸派を示す。


三浦氏は自民単独過半数、小林氏は自公2党で過半数というわけで、いずれにしても与党過半との予測であることにちがいはない。

このほか、政治評論家の有馬晴海氏は「自民は単独過半数を大きく超える260議席超。自公で300に届く勢い。民主は惨敗で160議席程度」と予測している由。こちらはさらに「強気」なわけだ。一方、シンクタンク「日本政治総合研究所」理事長で東海大学教授の白鳥令氏は公示日直前での情勢から「自民207議席、民主193議席」と予測したとのこと。こちらは逆に「弱気」で、「有権者の1%が移動すれば、民主が第一党になる」としている。

夕刊フジ9月8日
産経新聞9月7日付の記事を引用するかたちで、産経新聞・FNN共同世論調査の結果に全国の総支局の取材を加味して情勢を分析した結果、自公300議席、との予測を紹介している。産経新聞をチェックし忘れたので元記事は今手元にない。6日付の同紙には自民の議席占有率が50%前後、との予測が出ていたが。

※2005年9月8日追記
上記の7日付産経新聞の産経・FNN共同調査について補足(こちらを参照)。調査は9月1~4日に実施し、それに全国総支局の取材を加味して分析とのこと。サンプル数は43,530。今年3月末現在の住民基本台帳を基に、選挙区ごとに満20歳以上の有権者から男女別・年代別の構成割合に応じて調査対象を算出。電話番号を無作為発生させるRDD方式で、算出した回答数が得られるまで電話調査を行ったもの。
その結果、自民は239議席を確実にし、絶対安定多数(269議席)に迫る勢いで、自公両党では安定多数(252議席)の確保にメドが立ち、与党全体で300議席の大台をうかがうとの結果。公明は21議席を固めたが公示前勢力の確保は微妙。民主党は苦戦。選挙区で当選確実圏内は約40議席。比例代表も前回72議席確保は困難。国民新党は選挙区で2議席を固めつつあるが、新党日本の選挙区での議席獲得は難しい。反対派無所属は27人中11人が当選圏内入り。共産、社民両党は公示前勢力(共産9、社民5)程度を確保する見通し。新党大地は比例代表で1議席獲得の可能性大、だそうだ。


日刊ゲンダイ9月8日
読売新聞の調査によると、というふれこみで、自民党支持者はワイドショー好きとコメントしている。平日1日あたり3時間以上テレビを見ている層の57%が小泉自民を支持。一方、30分未満は民主が34%で、自民の32%を上回ったとか。ここもポジションをなかなかはっきり打ち出している。

以下は参考。

9月7日11時53分時点の「総選挙はてな」における予測証券「総選挙2005」価格

自民公明2党計民主共産社民3党計その他
256,84737,956294,803160,2619,3724,686174,31933,504
51.1%7.6%58.7%31.9%1.9%0.9%34.7%6.7%
上段は時価総額、下段は時価総額が市場全体の時価総額の中で占める割合。

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