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大人にいいたいこと(5):品位って何ですか

大人にいいたいこと(5):品位って何ですか   3年1組 山口 浩

ぼくは、学校で、「せいじ」についてしらべることになりました。せいじというのは、ぼくたちのみのまわりのいろいろなことや、ほうりつなどをきめるものだそうです。せいじをする人は「せいじ家」といって、学級委員と同じようにせんきょでえらばれます。

せいじについてしらべようと思ったのは、すこし前にせんきょがあって、それでえらばれたせいじ家の人が、「品位」がないといっておこられたという話を聞いたからです。

まず、「品位」ということばが何かわからなかったので、じ書でしらべてみたら、「見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ、おごそかさ。品。」と出ていました。よくわからないのでお父さんに聞いたら、「ヨーダみたいな人」と教えてくれたので、わかりました。

こないだせんきょがあったのは、しゅうぎいんぎいんというせいじ家のせんきょです。先生は、「ぎいんは品位を大じにしなくくちゃいけないんだ。ふくそうとか、たいどとか」と教えてくれました。インターネットでしらべたら、「衆議院規定第221条」というのがあって、「議員は、議院の品位を重んじなければならない」と決められているそうです。

「品位」がないと言っておこられたぎいんは、26さいではじめてえらばれた人です。お母さんに聞いたら、「なるはずがなかったのにまちがってぎいんになっちゃった人」だと言っていました。たくさんお金がもらえるとか、りょうてい(ねだんの高いわ食のレストランみたいなものらしいです)に行きたいとか言ったので、ほかのぎいんから、「品位がない」と言われたのだそうです。

ぼくも、それは「品位」がないと思います。ぎいんは、学級委員と同じで、人の役に立つためのしごとなのに、そのぎいんの人は自分のことばかり言っているからです。そういう人はそんけいされないと思います。

ぼくが「じゃあほかのぎいんの人たちはみんな品位があるんだね」と言ったら、お父さんは「いいものを見せてあげる」と言って、インターネットの「しゅうぎいんテレビ」を見せてくれました。しゅうぎいんのようすをうつすテレビみたいなものです。

見たら、大きなへやに、たくさんの大人たちがいました。まん中で、よくテレビに出てくる人が、えんぜつをしていましたが、話がよく聞こえません。まわりの人がおおぜいで、やじをとばしていたからです。

お父さんは、「ほうら、みんなりっぱだろう。こういう人を『品位』があるっていうんだ」と言いました。でもぼくは、ちっともそうは思えませんでした。

ぼくは学校で、「人の話はよく聞きなさい」と教えてもらいました。人がしゃべっているのに、やじをとばすのは、いけないことです。人の話を聞かないと、自分の話も聞いてもらえなくなります。それでは、おたがいをわかることはできません。そういう人は、そんけいしたくなりません。品位がないと思います。

お父さんは「きっとあれは『品位』のあるやじなんだよ」と言いました。でもぼくはそうは思いません。やじはやじです。ぼくたちがホームルームで、人の話しているときにやじをとばしたら、「人の話を聞きなさい」と先生におこられます。「これは『品位』のあるやじです」といっても、先生は聞いてくれないと思います。やじはやじだからです。どんなにりっぱなようふくをきていても、どんなにたくさんお金をもらっていても、「やじを言う人」は「やじを言う人」です。

しゅうぎいんには、やじをとばしている人たちをおこってくれる先生は、いないのですか?

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