FRB議長;バーナンキ氏に決定
で、アイルランドの予測市場InTradeのグラフをみると、こんな感じ。まずは本命バーナンキ氏。
次にコーン氏。
で、「その他」。
結局、本命のバーナンキ氏が「順当」に指名されたわけだ。コーン氏については新聞報道がなされたので事情はわかるのだが、では「その他」の動きは何なのだろうか。なにか特段の情報があったのかそれとも単なるバブルか。今みている限りでは、特段それらしき情報は見当たらない(もしご存知の方がいたらぜひご教示いただければ)のだが、バブルにしたって何の根拠もなしに発生するとは考えにくいし。
ともあれ、今回のことでいえば、直近の動きは最終結果には影響を及ぼさなかった。そういえば2004年の米大統領選でも、開票作業中に一時ケリー候補優勢との情報が流れ、Iowa Electronic Marketsの予測市場で価格が大きく動いたことがあった。今回の場合、結果がいつ判明するかはわからなかったのだが、ともあれ急激な動きに振り回されるのはどうもあまりいい結果につながらないようにみえる。やや時間をおいて考えるのがよさそうだ。これが今回の教訓。
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