« December 2005 | Main | February 2006 »

ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う

所得格差の話は皆さん関心が高い。前に書いたときはご批判もずいぶんいただいたのだが、個人的に興味あるテーマでもあるので、懲りずにまた書いてみる。これも片手間の「素人」考えだから、まちがっていたり足りなかったりするところがあるかもしれない。その節はご指摘いただければ。

Continue reading "ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う"

| | Comments (4) | TrackBack (3)

2006年アカデミー賞ノミネート予測市場 2006/1/29

第78回アカデミー賞に関する、Hollywood Stock Exchangeではノミネート予測市場のアップデート。

Continue reading "2006年アカデミー賞ノミネート予測市場 2006/1/29"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

誰がやるかではなく何をやるかだと思う

マンション等の耐震偽装疑惑問題で、建築確認の民間委託が原因であるとの議論が多くみられる。すでに多くの議論がなされているから素人の私がいうべき場所でもないのだろうが、ここだけはどうしてもいいたい。

「民間」をばかにするな!

Continue reading "誰がやるかではなく何をやるかだと思う"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

ゲーム内資産への課税の是非について

ちょっと前、CNet Japanに「オンラインゲーム内の仮想財産は課税対象か--あるゲームマニアの挑戦」という翻訳記事が出ていた。元記事はこれ

日本語の記事は何で尻切れトンボになってるのだろうか。

Continue reading "ゲーム内資産への課税の是非について"

| | Comments (13) | TrackBack (4)

Slash Gamesインタビュー「オンラインゲーム運営と『ゲーム内経済学』の視点」

宣伝モード。Slash Gamesにインタビュー記事が掲載されたので、よろしく。

2月に開かれるオンラインゲームに関する国際カンファレンス「AOGC2006」。そのセッション「『ゲーム内経済学』とその意義」の講師、財団法人 国際金融情報センター山口浩氏にお話を聞いた。山口氏によれば、経済学をツールとして利用することで、オンラインゲームの内外に発生する様々な問題をよりスムーズに扱えるようになるという。

へえそうなのか、と他人事のように言ってみたりする。以下は記事をご参照。
前編
後編

Continue reading "Slash Gamesインタビュー「オンラインゲーム運営と『ゲーム内経済学』の視点」"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

GDCに行きたしと思へども

GDC2006が3月20日から始まる。スケジュールが発表されていて、そそるものがけっこうあるのだが、先立つものが。

…サンノゼはあまりに遠し
せめては関心のあるセッションを書き出して
行った気になってみん…

というか、まあとりあえずこれに関心があるという主に自分向けのメモ。

Continue reading "GDCに行きたしと思へども"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

自分たちでやればいいんじゃない?

米国産輸入牛肉に危険部位がみつかって再び輸入停止となった問題(「米産牛肉、安全確認まで再び輸入停止・危険部位混入で」)で、「輸入牛肉の全量検査「物理的に不可能」 農水次官表明」だそうな。

まあそうだろうね。で、素人考えなんだが、だったら自分たちでやればいいんじゃない?検査。

Continue reading "自分たちでやればいいんじゃない?"

| | Comments (6) | TrackBack (1)

雑誌目次をみる:「雑誌 文字」

一部に好評の「雑誌目次をみる」シリーズ。久々の今回は「雑誌 文字」。

Continue reading "雑誌目次をみる:「雑誌 文字」"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006年アカデミー賞ノミネート予測市場

第78回アカデミー賞の時期が近づいてきている。Hollywood Stock Exchangeではノミネート予測市場が開設されていて、だんだん情勢は固まりつつある状況にみえる。

Continue reading "2006年アカデミー賞ノミネート予測市場"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

責任は「足して100%」ではない、と思う

世の中、次から次へといろいろな問題が起こるが、それに対する議論の流れがいつも似ているように思う。なんでなんだろうといつも疑問だったのだが、共通の思考回路はこのあたりにあるのではないか、と思い当たったので、書いてみる。

「責任」というものに対する考え方だ。

Continue reading "責任は「足して100%」ではない、と思う"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

要するに「金融技術と情報技術の次世代型融合」だってことだな

自分が関心をもっている領域がいくつかあって、それらをくくるキーワードをずっと考えていたのだが、なんとなく、見え始めてきたような気がする。

「金融技術と情報技術の次世代型融合」とでもいえばいいのではないか、と。

以下は主に自分のためのメモ書き。「インスパイヤ」歓迎。フィードバックはもっと歓迎。ただしかなりハイコンテクストかつ非常に流動的。すぐ修正したり撤回したりするかもしれない。だいいち大半の人は読んでも楽しくないと思う。あらかじめ念のため。

Continue reading "要するに「金融技術と情報技術の次世代型融合」だってことだな"

| | Comments (6) | TrackBack (1)

「松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る」

松井孝典著「松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る」、集英社新書、2005年。

帯に「東京大学では、こんなに面白い講義やってます。あなたも受けてみませんか!」とある。

受けてみたい!みたいぞ!

Continue reading "「松井教授の東大駒場講義録―地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探る」"

| | Comments (2) | TrackBack (1)

その「アメリカ」という国はどこにあるのですか?

Nkkeibpのサイトに日下公人氏の「現実主義に目覚めよ、日本!~グローバル・スタンダードの罠に陥るな!~」という連載のコラムがあって、その第13回は「アメリカの『仕掛け』にすべて乗る必要はない」というタイトルがついていた。

読んでいて、本当に世界は広いものだ、と思った。自分がいかに無知であるかも。

Continue reading "その「アメリカ」という国はどこにあるのですか?"

| | Comments (5) | TrackBack (1)

世界各国をジニ係数順に並べてみた

国の中の所得格差の度合いをあらわす指標で、ジニ係数というのがある。めんどくさいので定義は省略するが(こちらのサイトなどをみていただければ)、0から1の間の数字で、1に近いほど所得格差が大きいわけだ。

よくいう割に、実際に見たことのある人ってけっこう少ないのではないかと思ったので、ちょっと書き出してみた。

Continue reading "世界各国をジニ係数順に並べてみた"

| | Comments (39) | TrackBack (7)

経済は経済学を変える、という話

経済産業研究所(RIETI) コンサルティングフェロー である関志雄氏による「中国におけるマルクス経済学の凋落― 資本主義化の当然の帰結 ―」が興味深い。

容易に想像できる状況だし、実際それらしい情報にふれることもあるから、別に驚くべきことは何もないのだが、こうして記述されると「やっぱりそうかぁ」と改めて思う。

Continue reading "経済は経済学を変える、という話"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

物語は1種類しかない、という話

少し前のことになるが、あるイベントで宗教学者の島田裕巳氏が出ているのをみた。オウム真理教事件当時は日本女子大教授だったはずだが、なんだかわからんが「映画評論家」という肩書きがついていた(東京大学先端科学研究センター特任研究員とご本人のサイトにはあるのだが、先端研サイトの研究者リストには名前が出ていなかった)。

で、その「映画評論家」島田裕巳氏のいうことにゃ、「物語は1種類しかない」のだそうだ。

Continue reading "物語は1種類しかない、という話"

| | Comments (3) | TrackBack (2)

この人に注目!

2006年1月13日付の朝日新聞「私の視点」で「NHK民営化 『公共』の意味まず考えよ」に注目。著者の九州大学比較社会文化研究院助教授の杉山あかしさんにも注目。

Continue reading "この人に注目!"

| | Comments (2) | TrackBack (1)

基金の経営は安泰だな

大和証券SMBCは1月13日、三井住友フィナンシャルグループの株式を誤って売り注文を出したと発表した(ニュースはこちら)。三井住友FG株を三井住友海上保険株とまちがって売り注文を出したもの。損失は報道によれば約3億円とか。

「証券会社の管理体制が問われる」っていうお決まりのコメントがあちこちで聞かれるわけだが、そろそろそういう建前論から離れたほうがいいのではないか。

Continue reading "基金の経営は安泰だな"

| | Comments (4) | TrackBack (1)

世界経済フォーラムが予測市場を始めている

世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)という組織がある。サイトには「The World Economic Forum is an independent international organization committed to improving the state of the world by engaging leaders in partnerships to shape global, regional and industry agendas.」なんていう説明が出ているが、 いわゆる「ダボス会議」をやってるところ、といったほうが通りがいいかもしれない。

このWEFが、「Global Risks Prediction Market」という予測市場を始めている。

Continue reading "世界経済フォーラムが予測市場を始めている"

| | Comments (0) | TrackBack (3)

効率的市場のチャーティスト

不勉強なもので、なかなか現実についていけないことが多い。一瞬あれ?と思い、おかしいじゃん!と憤り、ひょっとして?と疑問がわき、ああそうかと納得する。一連のプロセスにずいぶん時間がかかってしまったり、どうかするとわからずじまいだったりするのだ。

今回もひょっとしたらその一例。

Continue reading "効率的市場のチャーティスト"

| | Comments (17) | TrackBack (0)

こんな商品が欲しかった

以下はネタなので、まじめな内容を期待されている方はスルーしていただきたい。

いや、いい商品が発売された。こんな商品が欲しかったのだ。

Continue reading "こんな商品が欲しかった"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

公共放送の「公共」って何?

NHK改革論議がいろいろなされていて、最近はとても政治臭い動きになっている。この問題はたくさん専門家がいて、これまでも長い議論をしているので、そういう細かい論点について、素人がいえることはさしてない。

素人にできることは、「国民」としての意見なり考えなりを表明することだ。素直な信頼、率直な批判、現場で見聞きした事実、それに直感。そのあたりなら、建設的である限り、世論の一部として、わずかでも改革論議に参加できるのではないかと期待したりする。聞いてもらえれば、だけど。

というわけで、以下は私の「一国民」としての考え。

Continue reading "公共放送の「公共」って何?"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

「合理的な豚」を説明してみる

知っている人は知っているだろうが、ゲーム理論に「合理的な豚」というモデルがある。McMillanの「Games, Strategies and Managers」という本に出てくるもの。これを人に説明するための練習をここでやってみる。知ってるぞという方は、おかしな説明があったらご指摘いただければ。知らないぞという方は、これを読んでわかるかどうか試していただければ。わからない人に説明してわからせるのが目的なので、これを読んでわからなければ、私の「負け」ということ。

Continue reading "「合理的な豚」を説明してみる"

| | Comments (27) | TrackBack (6)

人口減社会は明か暗か、という話

2006年1月6日付朝日新聞「新社会のデザイン」と題した対談コーナーがあって、「人口減社会は明か暗か」というテーマで東京学芸大の山田昌弘教授と作家の堺屋太一氏の対談が出ていた。

けっこう読みごたえあったな、これ。

Continue reading "人口減社会は明か暗か、という話"

| | Comments (15) | TrackBack (6)

その前にやることやってよ

今年9月に任期満了で退陣するらしい小泉首相の後継者に関して、自民党のいろいろな人が意欲を示しているとかいないとか、報道されている。

報道するほうも報道するほうだと思う。

Continue reading "その前にやることやってよ"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

仮想世界における「政府」であるということ

先日Linden Labの人から聞いていた「Second Life」の話があったのだが、書くタイミングを待っているうちに、なんだか妙な具合になってきたという話がTerra Novaにアップされていた

といってもこれだけでは私以外には何のことだかわからないだろうが。

Continue reading "仮想世界における「政府」であるということ"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

景気は悪いがデフレは終わり、株価は上がるがバブルではなく、金利上昇すれば株価は下がる、という話

毎回楽しみにしているnikkeibpの森永卓郎氏のコラム「小泉構造改革をどう生きるか」だが、どうも私の頭が悪いのか、第12回「『逆バブル崩壊』がやってくる今こそ株の買い時!~日銀の量的緩和政策解除が最大の懸念~」がよくわからないまま年を越してしまった。

わからないので、自分なりにメモをとるつもりで書いてみた。

Continue reading "景気は悪いがデフレは終わり、株価は上がるがバブルではなく、金利上昇すれば株価は下がる、という話"

| | Comments (7) | TrackBack (1)

この保険だとあまり役に立たないと思う

2005年1月1日の朝日新聞に「耐震偽装防止、建築主に保険加入を義務付け 国交省検討」という記事が出ていたのだが、書いていて気づかなかったのだろうか。これだとあまり役に立たないと思う。

Continue reading "この保険だとあまり役に立たないと思う"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

政府の失敗を許そう

以前からそうだが、最近とくに、政府(ここでは基本的に役所の意味で使う)の人たちは肩身が狭いように思う。規制が多すぎるといって怒られ、規制がされていないといって怒られる。うまくいけば「そこはいいが別のところがだめだ」と批判され、うまくいかなければ「これがうまくいかなければ他がすべてよくてもだめだ」となる。国民の批判にさらされることは、もちろん悪いことではない。権力は監視されなければならない。とはいえ、いいことばかりでもないように思う。

というわけで、あえて書いてみるのだが、政府の失敗を許してみてはどうだろう。
政府のためというより、私たち自身のために。

Continue reading "政府の失敗を許そう"

| | Comments (16) | TrackBack (3)

« December 2005 | Main | February 2006 »