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April 11, 2006

著作権情報センターが在外研究員を募集している

社団法人著作権情報センター(CRIC)が、国際的視野に富む著作権制度の研究者・専門家を育成するため、社団法人私的録画補償金管理協会(SARVH)と共同で、外国の著作権制度等調査研究のため若手研究者を海外に派遣するという「在外研修員」を募集している

今回募集しているのは1名で、平成18年末で40歳未満の日本人。派遣先は「海外の大学等の著作権・著作隣接権研究機関」となっているが、「在外研修する在外研修機関から研修受け入れの保証があること」ともあるから、行き先は自分で手配しろ、ということか。研修期間は1年だがもう1年延長できるみたいなので、修士課程ならいけるな。ただし平成18年度内(平成19年3月末日まで)に日本国を出国する必要があるとのことだから、9月入学の学校だったら、もう入学が決まっている人しか事実上無理かと。書類審査および面接審査の上、選考結果は平成18年8月末(予定)に決定し採用者に通知。この情報がアップされたのは今年の3月。で、応募期間が平成18年4月1日から7月31日まで。ずいぶんとまあ。 まさか「出来レース」じゃないだろうね。

支給されるのは、支度金10万円、研修国までの往復航空運賃(エコノミークラスの実費)、月額40万円前後の研修地滞在費、学費(必要な場合。実費)、年間30万円の調査研究費。あと研修期間中の傷害保険料も(きっと海外旅行傷害保険だから、病気にも使えるかと)。この種のものとしてはけっこういい待遇じゃん。しかも、他の奨学金類と重なってもいいみたい(航空運賃はだめだけど)。

とはいえ、主催している機関がなんだか「色つき」っぽいのがやや気になる。審査基準などは書いていないが、研究テーマによって選ぶ要素もあるんだろうなぁ。

ともあれ、条件の合う人にとっては朗報のはず。我こそはと思う方はぜひご応募を。まずはこちらのサイトでちゃんと条件とか確かめてね。

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