2006年のビッグマック指数
時間がないのでコピペだけ。今年のビッグマック指数が発表された(こちら)。
人民元が58%アンダーバリュー、なんてニュースが流れている(確かにリストに挙がってる中では最大)が、アンダーバリューということでいうならエジプトの47%、インドネシアの49%、マレーシアの51%、フィリピンの48%、ロシアの43%、タイの50%、マカオの55%、パラグアイの47%、ウクライナの46%とかだって相当なもの。逆にオーバーバリューということならノルウェーの127%、アイスランドの106%、スイスの68%、デンマークの54%なんて具合。ちなみに円は、ビッグマックレートだと81円/$、だそうな。
もちろん半分冗談(半分はPPPがらみの根拠もあるけど)なわけだが、最近のアメリカの政治家にはこれを「真に受ける」手合いがけっこういるらしい。そのへんへの警戒感がにじみ出る解説文も必見。具体的にはこのあたり。
Despite our frequent health warnings, some American politicians are fond of citing the Big Mac index rather too freely when it suits their cause—most notably in their demands for a big appreciation of the Chinese currency in order to reduce America's huge trade deficit.
冗談も20年続ければ立派なもの。今後も期待。ケンタッキーフライドチキンとか、日清カップヌードルとか、ほかにもいろいろ入れたバスケットをベースに国際通貨単位でも作ったらどうかね。「ACU」(Appetite Currency Unit)とか。
The comments to this entry are closed.
Comments