日本=クロアチア戦を予測市場はこうみる
背水の対クロアチア戦を控えて日本中を席巻するワールドカップ熱を元気いっぱいにスルーしている本サイトだが、さすがに全く無視するのもどうかと思うので、とりあげてみる。
といっても、これにかこつけて予測市場をみてみよう、というものだ。
Tradesportsはアイルランドの企業で、数少ないリアルマネーの予測市場だ。かの地はブックメーカーの「本場」のようなところだから、ワールドカップのような大イベントを見逃すはずがなく、予選段階から全試合をフォローしている。
今日時点ではやはり日本=クロアチア戦をとりあげざるを得ないだろう。
「日本が勝つ」がこれ。18日午前10時20分時点で15.0-15.5だから、だいたい「勝つ確率」15%というのが予測市場の読みだ。
一方「クロアチアが勝つ」がこれ。同じく10時20分時点で60.5-61.7だから、「勝つ確率」は6割以上とみられているわけだ。高いとみるか、意外に高くない、とみるか。
「引き分け」という意見もけっこうある。10時20分時点で24.4-24.8であり、約25%弱ということ。
私はこの数字について特に語るべき内容を持たない。ファンの皆さんにはいろいろいいたいことがあるだろうが、ともあれ「こうみる人々がいる」ということで。
※追記
大西宏さんのところに、「クロアチア戦に勝つ」と予想した人は、45.6%。『引き分け』が25.3%、『負け』が29.2%」とのアンケート結果が出ている。国内のアンケートのようだから直接の比較にはならないが、一応並べておく。
※追記
引き分けに終わった。「引き分け」の価格推移は次の通り。後半半ばから価格が上がり始め、その後は一本調子で上がり続けている。同時に日本、クロアチア双方の「勝ち」を予測する証券は下がっているから、終盤にかけて双方の足が止まったようすを見て「互角」との見方が広がっていったのだろうか。
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