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暗黒街の情報戦、みたいな?

お気楽ネタ。読売新聞「振り込め詐欺の収益、組員らがネットで“横取り”」(2006年8月21日)。岐阜県警が「振り込め詐欺グループの口座からインターネットバンキングを使って被害金を横取りした」暴力団組員らを電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した、という話。

要するに、あらかじめ「仕込み」をしておいたネットバンキング口座を売却した、ということらしい。

調べによると、今井容疑者らは4月3日、グループに売却した通帳の口座に現金400万円が振り込まれたのをネットで確認。同市内のネットカフェ店内のパソコンで299万円を知人の口座に移し替え、だまし取った疑い。今井容疑者らは、ネット上でこの口座の残高確認や振り込みなどができるよう手続きし、パソコンで入金を監視していた。

振り込まれた400万円のうち100万円は直後に振り込め詐欺犯人グループが引き出していたそうだから、残額をあらかた横取り、というわけだ。すごいね。「生き馬の目を抜く」というか、ハイエナがライオンを襲うみたいなというか(なんだかあの話みたい)。振り込め詐欺の皆さんにも注意を呼びかけなきゃ。「買う前によく確かめましょう」って。まさか振り込め詐欺の人たちが被害届とか出したりしないよね?被害届を出さないとわかっている相手というのは、確かにけっこう「狙い目」かもしれない。

とすると、単なる無責任な思いつきだが、この手口を使えば、振り込め詐欺とかへの対策にできるのでは?警察が、こういう「仕込み」をしたオンラインバンキング口座を大量に売り出せばいい。自分たちの口座に振り込ませようとすると元の口座に返金して偽の送金データを作成して犯人を誤認させ、同時に警察に通報、ぐらいのことはできるんじゃないか。一種の「おとり捜査」みたいなもんだな。振り込め詐欺の人たちもすぐに対応策を考えるだろうけど、少なくとも犯罪のハードルを上げることはできる。現行法だとちょっと難しいかもしれないけど、それなりの手続きを決めれば社会的には許容範囲のように思うんだが。だめかね?

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