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September 13, 2006

時代の「顔」

9月11日はあの同時多発テロから5周年にあたる日だった。梅田さんのブログでもその日のことがふれられていて、当時の臨場感がよく伝わってくる。私はふつうに日本にいてふつうに生活していた。当日の(日本では夜だった)テレビであの衝撃的なシーンを目の当たりにして「まじかよー」とか叫んだりしたことはよく覚えているのだが、正直なところ、やはり「対岸の火事」という印象があった。

同時多発テロについては、多くの方がいろいろなことを発言されている。私としては、いろいろな考えが頭をぐるぐる回ってしまうし、軽々しい発言をしたくないしというわけで、今日のところは控えておきたい。ただ、YouTubeをみていたらいろいろなビデオが出ていたので、2つほどピックアップしてみた。別に「おもしろ映像」でも「衝撃映像」でもないし、クォリティが格段に優れているとも思わない。私が「発掘」したとかそういう類でもない。これらのビデオを作った人にはそれなりの政治的主張があるだろうし、それらの少なくとも一部はこれらのビデオにあらわれているが、私がそれらを支持するとかしないとか、そういうことではない。

この2つを選んだのは、どちらも印象的な「顔」がたくさん登場していたからだ。なんというか、時代の「顔」みたいなものがあるのではないかと思う。これらがそうかどうかわからないが、2つのちがった場所に住むちがった人々の顔から共通に「時代の『顔』」ということばを連想したので、そういうタイトルにしてみた。テレビにはあまり出ないやや過激な映像も含まれているので、その種のものを好まない方にはお勧めしない。

昔からこういうものはあったのだろうが、こういうかたちで幅広い層の人々が手軽に見ることができるような情報発信ができるのは、やはり今どきならではだろう。メディアとしてのYouTubeの力を改めて見せつけられた感じだ。そういえば、さっきテレビを見ていたら「ジハード2.0」なんていう表現がされていたな。そういう物言いがいいかどうかは別としても、技術に色がついていないのは確かだ。マスメディアにも、参加型ジャーナリズムにも、選挙運動にも、反戦運動にも、テロリストの情報戦にも、チープ革命やら総表現社会やらは影響を及ぼしている。

こんなときになぜか思い出す曲。「あの頃」と今はどのくらいちがっていて、どのくらい似ているのだろうか。

Simon & Garfunkel - Simon and Garfunkel's Greatest Hits - America

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