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ヨーロッパでもメイドさんが人気?という話

最初にことわっておくが、ヨーロッパにメイド喫茶があるとか、当地でもメイドのコスプレが大はやりとかいう話ではない。

最近は、日本のマンガをほんとうにどこでも見かけるようになった。もちろん「どこでも」といっても、自分が出かけたところしか知らないわけで、世界のほんの一部でしかないのだが、大きな本屋だとたいてい「Manga」のコーナーがあり、そうでないそこらの雑貨屋の本を並べた棚でも、けっこうマンガが置いてあるところは多い。

これまた本当にわずかな例しか知らないわけだが、それでも人気のマンガは国によって多少異なる傾向がありそうに思える。万国共通なのは「ドラゴンボール」、「犬夜叉」、「らんま1/2」「NARUTO」「ONE PIECE」あたり。まあ格闘・冒険系とでもいおうか。「名探偵コナン」も負けてはいない。アメリカだとけっこうそのスジの人が多いからか、そういうのだけではなくて「NANA」とか「のだめ」とかみたいな新しめの作品もあるし、ちょっと大きめの書店ならかなりマニアックな作品まで含めてよりどりみどり。ヨーロッパだと必ずしもそうでもなくて、新しい作品は比較的少ない。あってもTokyo POPとかの英語版だったり。

ところがだ。そういう中にあって、比較的新しい作品なのに、かなりあちこちで見かけるものがある。それがこの「エマ」。この第1巻は2002年の出版だから割と新しい(ドラゴンボールやらんまと比べていただければ)し、日本での売れ行きという点でもちょっと差があるように思う。

しかしこの「エマ」、本当によく見かけるのだ。今回ウィーンとヘルシンキで、通りかかるたびに書店に入ったわけだが、マンガが置いてある店で、「エマ」を見かけなかったことはほとんどなかった。下の写真はヘルシンキのとある駅の売店。地元の人が普通に買い物をしている普通の店だが、棚の1つがマンガ・コミックで、上半分がマンガ。写真のとおり、「エマ」は「犬夜叉」「らんま1/2」の横に並んでいる。この隣がドラゴンボール。いずれもフィンランド語版、だと思う(スウェーデン語、かも。見分けつかないんだ申し訳ない)。ウィーンではドイツ語版が並んでいたと記憶している。今回立ち寄った書店のマンガの棚はみんなこんな感じだったのだ。

メイド

読んでないのでよく知らないが、この作品、「正統派メイドもの」だそうで、絵柄からしていわゆる「萌え系」ではないだろうと思う。ヨーロッパを舞台にした物語だからか、文化的にメイドさんを身近に感じるのか、あるいは他の理由なのかわからないが、とにかくツボにはまってるのだろう。そこらじゅうでメイドさん大人気、なわけだ。今は知らないが、少なくとも半年前のアメリカでは見かけなかったような記憶がある。

まあともあれけっこう。「comic」ではなく「manga」という呼ばれ方が定着してるということは、別ジャンルと意識されているということだ。マンガは日本の牙城。最近は韓国あたりでもマンガ家が出始めてるから(質はまだかなり差がありそうだが)、この優位がどのくらい続くかわからないが、ぜひがんばっていただきたい。

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