足踏みPCってできないだろうか?
小ネタ。仕事でPCを持ち歩くことがよくある。一度でもやったことのある人ならどなたも同じ思いをするだろうが、とにかくPCというのは重い。はんぱでなく、重い。今はB5ノートを使っているが、それでもだめだ。問題は、いわずとしれた電源関連。大きめのバッテリをつけているのは私の勝手にしても、あのACアダプタというやつ。あれはいったいどうにかならんものか。
というわけで、むくむくといつもの妄想が。「足踏みPC」。
昔、足踏みミシンというのがあった。電気で動くようになる前、足でペダルを踏んで回す。学校の家庭科で習わされたのだが、どうかすると針が反対に動きだすので油断ならない。いったりきたりするうちに、ずいぶん「頑丈」な縫い目が出来上がる、という代物だった。あ、もちろん、普通の人がやればきれいに縫える。
ミシンを動かせるぐらいだから、PCを動かせないはずがない。PC用の発電装置として、コンパクトな足踏みペダルとかがあったとしたら、バッテリも小さいものですむから、全体として軽くできるのではないか。
そういえば、例の100ドルPCに手回しハンドルとかついてるという話があった(最近試作機が公表された)。あれは、聞くところでは1分間ハンドルを回すと10分間ぐらい使えるというものだそうで、もちろんそういうのでもいいわけだが、手回しだと、回してる間は両手で使えないということにもなる。その点足踏みなら、両手で使いながらも充電ができるわけだ。ちょうど足踏みミシンのように。
そういうの、あるといいなぁ、などと、PCの重さでしびれた手を眺めつつ。
※本題と関係ないが、100ドルPCは一般には販売しない由。一般に販売すると中古市場ができて、受け取った途上国の人たちがそれを転売してしまうというのが理由らしいが、それっていかがなものかと思う。むしろ、価格を少し上乗せして一般向けに販売して、その上乗せ分で途上国への無償配布の財源にしたらいいのではないか、なんて思ったりするのだが。だって、見たらあれ、欲しくならないかふつう?
※2006/12/2追記
100ドルPC、一般向け販売もするらしい(情報はこちらから)。私の情報チェック漏れ。申し訳ない。1台450ドルかぁ。微妙な値段だなぁ。DELLの一番安いノートで600ドルぐらいってときに450ドルって、うーん。300ドル切るなら即決!なんだけど。アメリカ行ったときに買えたりできないんだろうか。少なくとも、写真に出てるこのヨーヨー発電機だけは欲しい気がする。
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Comments
ワタシは 足踏みエンターキー が欲しいです。オフィスで一人きりで使ってもうるさくならないやつを。みんな使うようになったら、例えばさっきから貧乏ゆすっている隣のひとも、止められるかもしれないし。
Posted by: diasward | December 13, 2007 01:01 PM
diaswardさん、コメントありがとうございます。
エンターキー、ですか。ならば左右2つにして、マウス左ボタン、右ボタンという手もありますね。
Posted by: 山口 浩 | December 14, 2007 01:25 AM