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January 23, 2007

古いエレベータ

昨年ウィーンで見かけた古いエレベータの動画。どうも100年くらい前のものらしい。このタイプのものはウィーンでもこことあともう一箇所しか残っていないとか。

ウィーンの古いエレベータの動画を見る(12MBぐらいある)

というか、2箇所残ってるだけで充分すごいじゃん。見てわかると思うが、扉がない。「千と千尋の神隠し」にも扉のないエレベータが出ていたと思うが、こちらは観覧車方式というか、回転しながら連続的に動いている。居合わせた人と、ずっと乗っていたら1周できるはずだよなとか話したのだが、試してみるには至らなかった。なんというか、大人の街なんだな。試してみようみたいなノリにならないわけ。

連続的に動いているので、当然ながら、タイミングを逸するとけっこう危険ぽい。古いタイプのスキーのリフトみたいなことが起きかねない。子供が出入りする場所ではないので許容されてるというのもあるんだろうが、当然、乗る側が気をつけて乗るというのが前提だ。もちろん、わかって乗ってる限り、重大な事故につながることはほとんどないだろう。

こういうのを見ると、「安全」とか「リスク」とか、そういったものについていろいろ考えさせられるところがある。「安全だよ」といっておいて実は少し危険な場合と、「危険だよ」といっておいて実はそれほど危険でもない場合と、どちらが危険なのか。このエレベータの場合、危険性はもちろんあるわけだが、それなりの場にあって、しかも皆気をつけて乗るから事実上はかなり「安全」だし、ふるまいがわかっているから「安心」でもある。

これが設置されているのは、Haus der Industrie。公共的な場所ではあるがあまり不特定多数の人が頻繁に出入りする場所ではない。「もう1箇所」がどこなのか、ご存知の方はぜひ教えていただければ。

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Comments

you wrote:
> こういうのを見ると、「安全」とか「リスク」とか、
> そういったものについていろいろ考えさせられる
> ところがある。

ちょっと論点がズレるかもしれませんが、日頃
なんとなく感じていることですが、欧米では、

自分の責任で(リスクをとって)個人が自由に
活動できる

が、日本では、いくら "自分で責任とりますから"
と言っても、

"前例がありません"、

とか、

"禁止されてます"

など言われて、自由に活動できない
(が、安全である?)ような場合が多い
ような気がします。

なんか、しょーもない事件?(今 Hot な納豆
問題とか)でマスコミが騒いで、それでは禁止
しましょう、ということで、禁止事項が多く
なるが、でも、安全?とか...


行ったことはないけれど、行ってみたいところに、
プレケシュトーレンがありますが、そこは、断崖
絶壁ですが、柵が無いそうです。

以下の記事に書いてありますが、

http://blog.goo.ne.jp/madographos/e/a6b5c9dae04832ac0f788edba3b6c99d

> ここまで2時間もかけて登ってくる人は,
> 自分の身は自分で守ることができるはずで,
> そのような人には柵は必要ない。

なるほどね... 確かにそうだ。でも、日本では
あり得んだろうな... と思いました。

ちなみに、エレベーターですが、

# ドイツ語習ったハズですが、忘却の彼方なので..

ウィーン大学にあるようですが、Haus der Industrie
とウィーン大学は同じでしょうか?

http://www.tavion.jp/special/17/austria5/p3.html

Posted by: ひろん | January 23, 2007 06:37 PM

ひろんさん、コメントありがとうございます。
確かに日本のスキー場とかはあちこちにネットが張り巡らされてますね。
「Haus der Industrie」ですが、正直よくわかりません。私もドイツ語はほぼ完全に忘れてしまっています。それ自体のサイトはないようですが、グーグルでみていただければ、場所はわかると思います。
ウィーン大学ではありません。これが「もう1つ」だったんですね。情報ありがとうございます。

Posted by: 山口 浩 | January 24, 2007 01:05 PM

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