AOGCプレイベント「『仮想世界』としてのオンラインゲーム」
2月2日に書いた「セカンドライフ内での講演」の件の続報。2月22~23日に開催されるAsia Online Game Conference(AOGC2007)のプレイベントだった。AOGC2007のウェブサイトに概要が出ている。
プレス向けに行われたもので、リアルとセカンドライフ内とで同時進行する、というもの。リアルのほうはプレス向けなので外部にはリリースされていなかったが、セカンドライフ内では誰でも参加可能、となっていて、人数が増えすぎない範囲内で(増えすぎるとセカンドライフ内の動きが重くなる)案内してよい、とのことだった。セカンドライフ内でのプレスからの参加申し込みがなかったので、少し宣伝したほうがいいかな、というわけで書いたのが前の記事。
リアルもセカンドライフ内でもデジタルハリウッドに会場をお貸しいただいた。デジハリにはセカンドライフ研究室なる組織があって、セカンドライフ関する講座を開いている。セカンドライフ内で今回使われた会場施設のほとんどはデジハリ講師の大槻さんに作っていただいたもの。
終わった後にリアル会場に来ていたプレスの方から「やらせはないのか?」と質問を受けたりして、時節柄面白かった。折りしも産経新聞社が、裁判員制度のフォーラムやその他4つのイベントでサクラを動員して謝礼を払っていたとか報道されていたのだが、ああいうのが問題になるのは、
①公正中立であるべき立場の者が
②密かに報酬を払って参加者を集め、
③客観的事実や一定方向の世論の存在があるかのように装った
からで、今回のようなイベントでどうこういうのは、いっちゃなんだがおよそずれてる。私は呼びかけはしたが、セカンドライフ内で実際に誰が来ていたのかは知らない。何せ実名じゃないし。何より、イベント参加者に金を支払うほどの予算はない、はず。だって私だってもらってないし。実際、セカンドライフ内にスライド用のファイルをアップロードするのは有償だが、あれだって自腹だ(少額だけど)。
一応動画も公開されているのだが、自分の声がいかに聞きづらいかがよくわかって少々へこんだ。相変わらずの早口だし。アナウンサーみたいに、とはいかなくても、もう少し聞きやすい話し方ができないものか。ともあれ、この種のイベントの運営について、多少の経験になったのはよかった。
ともあれ、興味のある方はどうぞ。
ニュース
4gamer.net
RBB Today
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