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May 14, 2007

情報通信月間シンポジウム2007「インターネットのもたらす新たな変革~Web2.0で広がるコミュニケーションとビジネス!~」

6月5日に、情報通信月間シンポジウム2007「インターネットのもたらす新たな変革~Web2.0で広がるコミュニケーションとビジネス!~」という長い名前のイベントが開かれるのだが、その中のパネルディスカッションにパネリストとして呼ばれることとなったので告知。

ちなみに場所は名古屋。

この情報通信月間のイベントというのは毎年この時期にいろいろなところで開かれているのだが、「情報通信」の重要性を謳う趣旨(そうだろうと思うんだがちがう?)の割にはなんだか情報があちこちに思い切り散らばっていて、しかもたいてい告知が遅れてて間に合わないみたいなことが多いように思う。このイベントも、主催は東海情報通信懇談会だそうだが、そのウェブサイトを見ても出ていない。こちらのページには、他のイベントといっしょに開催概要だけ書いてある。こんなイベント。

Web2.0、ロングテール現象、SNS、etc、インターネットが様々な社会変革を起こしている。今の、そしてこれからのインターネットの可能性などについてシンポジウムを開催する。

なんてまあそっけない。これでわかるんか?と思うので、私がもらった開催概要を引用。こんなイベントらしい。

インターネットがブロードバンド化され、一方では、画像や音声情報など様々な情報のデジタル化が急速に進展する中、インターネットのブラウザーを通して提供されるWebサービスは、ニュース、オンラインショッピング、インターネット・バンキングなどの他、最近では高性能検索エンジン、ブログ、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)など新しい形態のサービスが行われるようになってきています。今後、Webやネット・ビジネスの新しいコンセプト、モデルがどのようになっていくのか、また、Web2.0でコミュニケーションがどのように変化していくかが注目されるところです。
今回の特別講演では、佐々木俊尚氏から「Web2.0」と題して最新のWebについて講演をいただきます。その後、各界からのパネリストにより、それぞれの立場でのWeb2.0の最新事情についてディスカッションを行い、これからのWebの可能性と望ましいあり方を探ります。

これならなんとなくわかるね。おお基調講演は佐々木さんではないか。すぐ「Web2.0なんてもう古いじゃん」なんていう声が聞こえてきそうな気がするが、流行語としてのWeb2.0は手垢がついてしまっていても、Web2.0的なサービス自体が古びてしまったわけではないだろうからそこんとこ誤解なきよう。そもそも「最先端の人々」向けのイベントではないのだ。パネルディスカッションのほかのメンバーについては、手元のものが最終なのかどうかわからないので当面控えとくが、ネットビジネス関係の方々。私が呼ばれたのは、予測市場に関する話を、という趣旨らしいので、そっち方向で話をすることになると思う。

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