アマゾン的には「グーグルゾン」は「アマグル」であるべきらしい、という話
小ネタ。アマゾンジャパンの方とお話をする機会があったのだが、例のEPIC2014の話が出たので、前から聞いてみたかったことを聞いてみた。「アマゾン的にはあれをどう考えてるんですか?」と。
もちろんマジなお答えもあったのだが、それ以上に印象的だったのは、最初のひとこと。「あれって『アマグル』のほうがいいんじゃないかって思う」と。
「グーグルゾン」だとなんか不公平と感じるらしい。「グーグル」は社名が全部入ってるのに「アマゾン」は後半しか入ってないし。だったら「グーゾン」もあるよなとか思わなくもない。バランス感覚的に、どちらが先かといえばグーグルが先、というご意見のほうが多そうな気がするし。
それでも「アマグル」がいいというのは、まあ率直な愛社精神なのかなと思っていたら、そればかりでもなかったらしい。「だって『アマグル』ってなんか『甘栗』みたいでいいじゃないですか」と。
うむそれなら許せる。自他共に認める天津甘栗フリークの私としては、確かに「アマグル」のほうが「グーゾン」より37000倍ぐらい好ましい語感だ。どなたか「EPIC2017」とか作るつもりがあるなら、ぜひ「アマグル」で。
ちょっとだけマジな話。グーグルとアマゾンのどっちが革新的とかえらいとか、そういう話をしてもあまり意味がないのだが、アマゾンという会社が、ネットビジネスとしてのメリットを享受しつつ、同時に巨大な「リアル」の物流企業としての力も備えているという事実は、けっこうすごいことなんじゃないかと思う。
という流れでなんだか天津甘栗を食べたくなった方。アマゾンで買えないのは残念だが。どーんと1キロ、横浜中華街から直送!
甘栗をたくさん食べると皮むきで爪が痛くなるのが悩みの種。ツウな「アマグリスト」なら必携の「くりわり君」。実はこれ、けっこう消耗品だったりする。予備も含めて買うのが正解。
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Comments
"早慶戦"を、慶応関係者は、"慶早戦" というのと
同じですねぇ...
探してみると、いろいろあるかもしれないですね。
例えば、合併した都市銀行とか。
日本語表記だと、
三井住友銀行だけれど、
英語表記だと、
Sumitomo Mitsui Banking Corporation
とか。3つバージョンもありますね。
東京三菱が、三菱東京UFJ になったのとか。
なんか、名前の順番は、力関係を示している
のでしょうかね?
だれか研究した人いるのでしょうか?
と、つまらない疑問がフツフツと沸き上がる...
Posted by: ひろん | June 07, 2007 09:24 AM
アマグル、既出だったりします。
Amagle: Amazon.co.jp Search Engine
http://www.amagle.com/
Posted by: アリー | June 07, 2007 12:59 PM
コメントありがとうございます。
ひろんさん
まあ基本的には力関係なんでしょう。今回面白かったのは、「甘栗」に似てる、という選択基準です。これは思いつかないですよねふつう。
アリーさん
お知らせありがとうございます。アマゾンジャパンの方もご存知なかったようです。ただ、先方も「勝手に使ってる」類のようですので、もし「本家」たるアマゾンが「アマグル」となった暁には、快く譲ってくれるのではないでしょうか。
Posted by: 山口 浩 | June 08, 2007 07:28 PM