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July 13, 2007

BBAシンポジウム「仮想世界の法と経済」

告知。7月21日(土)、BBAシンポジウム「仮想世界の法と経済~仮想空間で生じる、現実的課題の解消に向けて~」なるイベントが開かれる。

「急速に拡大していくネット上の仮想世界が抱える諸問題と仮想空間がたどり着く未来像を解き明かすシンポジウム」だそうな。登壇者は㈱ネオテニー 代表取締役&CEOの伊藤穣一氏のほか、法政大学 社会学部准教授の白田秀彰さん、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員准教授の境 真良さん、みずほコーポレート銀行 産業調査部の野田聡明さん、IGDA日本代表の新清士さん、と山口。一般参加5,000円 /BBA会員2,000円 /学生1,000円と有料なんだが、私以外の方々が豪華なのでご容赦いただきたい。

このイベント、国際ゲーム開発者協会日本(IGDA 日本)と「連携」、日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)および国際大学グローバル コミュニケーション センター(GLOCOM)と「協力」、「メディアパートナー」がiNSIDE ゲームニュース&コミュニティ 、となっている。

日時は7月21日(土)11:00-17:45、会場は東京大学本郷キャンパス工学部2号館92B教室。東大安田講堂正面向かって左手にあたる。

プログラムはこんな感じ、らしい。境さんがパネルディスカッションに入っていないのは後のご予定があるためで、別にはずしたわけではない。念のため。

11:00-11:05 『総合司会・ご挨拶』
新 清士 氏
国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本) 代表/
BBAオンラインゲーム専門部会部会長

11:05-11:50 『「セカンドライフ」にみる仮想世界・仮想経済の課題と可能性』
野田 聡明 氏
みずほコーポレート銀行産業調査部 情報通信チーム

11:55-12:40 『仮想世界の法と経済への政策対応の可能性と限界』
境 真良 氏
早稲田大学大学院国際情報通信研究科 客員准教授

13:40-14:40 『仮想世界による情報の技術、契約の技術、金融の技術の融合』
山口 浩 氏
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 准教授

14:50-15:50 『オンラインにおける秩序の生成と法の継受』
白田 秀彰 氏
法政大学社会学部 准教授

16:00-17:00 『Sharing Economy』
伊藤 穣一 氏
株式会社ネオテニー 代表取締役&CEO

17:10-17:55 パネルディスカッション『仮想世界。新たな秩序形成の条件』
モデレーター:新 清士 氏
パネリスト:野田 聡明 氏 山口 浩 氏 伊藤 穣一 氏(講演順)

17:55 終了

仮想世界に関する法やら経済やらの問題を考えようという動きは最近急に高まってきている。セカンドライフが引き金を引いたということのようだが、もちろん以前からこの問題はあったわけで、「トレンド」とかそういうことではない。もともとは「State of Play」みたいなものを日本でもやっとく必要がある、というのが企画のスタートだった。長期的、潜在的なインパクトはけっこう大きいだろうが、最近多いやたらとセンセーショナルな話にしてしまうのもどうかと思う。そういう議論ができれば、と。

2007/7/24追記
配布資料はこちら

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Tracked on July 13, 2007 06:38 PM

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