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バブルを思い出すあれこれ5選

小ネタ。最近、バブル期を思い出させるものがいろいろあるねぇ、という話。だからどうしたということもないし、あちこちで出ているので、本来わざわざ取り上げるまでもないのだろうが、最近目に付くのはこんなの、というメモのために書いておく。最近見かけるやつを5つほど。ここは当時とちがうというあたりも併せて。

(1)不動産広告
数年前に「土地求む」チラシが入り始めたあたりから比べても、ずいぶん多くなった。最近はリゾートマンション、別荘地からログハウスといったリゾート関連もどんどんくるし、資産運用、節税対策向けのマンション経営の広告もけっこう出てきた。このあたりのジャンルはさぞかし死屍累々だろうと思うんだが、ほとぼりもさめたしというわけだな。目新しいところというと、先日も研究室に節税対策にマンション経営をっていう飛び込み営業が来たんだが(どう考えてもターゲットをまちがえてる)、お題目はバブル時に多かった「相続税対策」ではなく「住民税増税対策」だった。

(2)テレワーク
これも最近なんかやたら目にする。サテライトオフィスだの在宅勤務だのといってたものが今はテレワークになったということなんだろうか(参考)。だいたい、企業がオフィス環境とか言い出すのは景気がいいときと相場が決まってる。実際には多くの人にとってまだまだ「ちょっとそこまでは」なんだが、当時とちがって、今は通信技術やインフラが発達したから、少なくとも当時よりははるかに現実味が増したのも事実。少子化対策をお題目に謳うのも今ふう。IBMがGIOで仮想世界をテーマに選んでるのは共同作業のプラットフォームとしての可能性に注目してる部分もあるからだそうだが、これもある意味テレワークの一類型、といえるだろうか。

(3)就職内定者の引き留め策
業界的には「内定者フォロー」というらしい。これも最近またけっこうさかんになってきた(こんな感じ)。バブル当時は、社員がつきっきりで飲み食いさせるような類が多かったと思うが、最近はそれだとさすがに足元をみられるということだろうか。内定者研修で入社前にスキルアップと同時にモチベーションの維持をはかるみたいなのが多い。大企業では以前からやってたところも多いだろうが、中小企業向けにこうしたサービスを提供する企業が増えたのが現代的、ということなのかな。あとは内定者SNSでコミュニティ作りというのも今ふう。

(4)夜の繁華街でタクシーがつかまらない
東京のタクシー運賃が値上がりするとかしないとかやってたと思うが、実感としては状況はまだら模様、といった感じだろうか。ふつうの場所で昼間であれば、タクシーが見つからなくてということはあんまりないが、夜の繁華街なんかだと、バブル期ほどではない(規制緩和してるからね)にせよ、つかまらなくなってきているらしい(参考)。今は夜の繁華街にあんまり行かないし夜の繁華街でタクシーに乗ろうとも思わないのだが、タクシー待ちの行列を横目で見たりはするから、たぶんそうなんだろう。自分に乗る気がないときはあの列が長いほど楽しかったりするのも当時のまま。性格の悪さは変わらないな。

(5)景気が悪い、といい続けている人
どんなに景気がいいときでも、景気が悪いという人はいる。もちろん、どんなに好況期でも企業倒産はある(参照)し、構造不況の業界もあるし業界内の競争で業績悪化する企業もあるし。個人レベルで「私の景気は悪い」という人もいるだろう。最近は、「格差」という切り口で語るのが流行り。そもそも日常用語としての「景気」というのは何を比較の対象として選ぶかでちがったりするから、「バブルの頃はさ」とかいう人にとっては、バブル後は一貫して不景気、ということになる。当時も、景気がいいことを頑として認めない人っていたなぁ、と思い出したまで。記憶が正しければ、円高不況ということばが聞かれなくなったのは、実際にバブル崩壊後の不況に入り始めてからだったと思う。今回はどうなるんだろうか。

連想した脱線話。経済状況が苦しいときは一生懸命がまんしてたのに、好転してくると、それを見届けて安心したかのように倒産する沖田艦長みたいな企業がけっこうあるようにも思ったりするのは気のせいだろうか。第三セクターの倒産が増えてる話はTSRの解説記事にも出てたりするんだが、民間企業でもよくみるような印象がある。データ的にどうなのか、気になるところ。

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