八重洲ブックセンターのやおい小説コーナーがなんだかすごい件
小ネタ。久しぶりに八重洲ブックセンター(YBC)に行く機会があった。いわずと知れた、日本でも有数の大きな書店なわけで、品揃えも豊富なのは当然だが、それにしてもライトノベルのコーナーがばかでかいのにはびっくりした。
探す必要のある本はアマゾンで探してそのまま送ってもらうので、最近は書店に本を探しにいくということがあまりない。今回はたまたま近くで用事があったので、時間つぶしを兼ねて「何か面白い本はないかな」作戦を決行することができたわけだ。下からだんだん上がっていったら、文庫・新書のフロアで、ひときわ大きな一角がライトノベルのコーナー。東浩紀全集みたいなのが新書サイズになってて(なんだか箱入り)西尾維新の新作の隣に並んでたのにはびっくり(あれってライトノベルの一種なのか?客層が近いのか?)したんだが、それにもましてびっくりしたのが、ライトノベルコーナーの中でもかなりの部分を占めるやおいコーナー。通路の両側の棚にそっち系のイラスト付表紙がぎっしりとなったさまは壮観。ディープな人っぽい女性客が一心不乱に読みふける(意味はちがうけど「傍若無人」ってことばを思い出すね)。そこまではまあいい。ここからが本題。
びっくりしたのが、やおいコーナーの一角にフランス書院の本が並んでいたことだ。フランス書院にもプランタン出版みたいなのがあって、やおいニーズにもしっかり対応してるから別にわからないでもないのだが、記憶が確かなら(ごめんあんまりじろじろとは見られなかったのよ誰か確認して)、同社のフランス書院文庫も美少女文庫も並んでいたと思う。その前にはしっかり男性が陣取って、これまた一心不乱に読みふけってて。
ライトノベルコーナーの中でもこのやおい関連からフランス書院までの一角、フロア隅の目立たないあたりにある(参考。現状とはちょっとちがってるみたいだけどだいたいこんな感じ)。これって、と思い当たるふしが。これって、なんだかそこはかとなく、エロ本の配置っぽいぞ。つまりさ、これはYBC的には「やおいコーナー」というより「エロ本コーナー」ってことなのか?そういう扱いなのか?
確かに、考えてみると、やおい関連には、男性向けのものとくらべて明らかに過激度が高いものがかなりあるから、隅に置くのはわからなくもない。ただ、たとえ隅にあっても、あれだけの量があったらどうしたって目立つ。あれと同じくらいの過激度の男性向けの本が、あれと同じくらいの量並んでいたとしたら、たとえ隅にあっても抗議とかきそうだよなぁ、なんて思ったりするがどうだろうか。
いやほんと、びっくりしたなぁ。
The comments to this entry are closed.
Comments