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October 02, 2007

JAM2007にちょこっとだけ出る話

JAM2007」というイベントがある。前にも書いたCoFesta2007」の一環で、正式名称をJapan Animation Contents Meetingという。「JAPAN国際コンテンツフェスティバル構想のもと、アニメコンテンツを活用した新しいビジネスモデルの創造を目指す見本市」だそうだ。2007年10月4~7日の日程で、会場は秋葉原UDX。前半の2日間は平日でビジネスデー、後半の土日は一般デーとなっている。

お手伝いで少しだけ出ることになったので告知。

JAM2007の中に「JAMシアター」というのがあって、ビジネスデーの10月5日(金)にシンポジウム、一般デーの6日(土)に上映会が開かれる。で、シンポジウムのほうの最後、16時から「動画革命東京のビジネススキームのノウハウ公開」というセッションがある(「アニメ!アニメ!」記事参照)。「動画革命東京」というのは、知ってる人も多いと思うが、クリエーターを発掘し、共同制作の機会を提供して、世界規模の市場をターゲットにした作品を作り出そうというプロジェクトで、㈱シンク(事業体としてはその子会社の㈲アニメイノベーション東京)がやってる。
JAM2007サイトによると、このセッション全体の解説はこんな感じ。

アニメ・クリエーターの想像力実現を支援する「動画革命東京(http://www.anime-innovation.jp)」事業。
同事業で採用されている「有限責任事業組合(LLP)」は、個人クリエーターや中小企業などの作品製作資金調達に有効な手段といわれている。動画革命東京では、実際に使用しているLLP契約書とその周辺契約書群をオープンソース化し、より多くのクリエーターに映像制作機会を作り出すことで、アニメ産業の更なる質的向上実現を提案します。
本セミナーでは、オープンソース化するLLP契約/周辺契約内容の解説を行います。

もちろん、このセッションは基本的に㈱シンクの社長である森さんが登壇するわけだが、私はこの中で少しだけ登場して、一般論的な話をすることになる。

コンテンツファイナンスの分野では日々いろいろな会社がいろいろな試みをやっていて、それはそれでいいのだが、「個人クリエーターや中小企業など」にとってはなかなかそういうもののメリットを享受する機会がない。というのも、実際に新しいやり方があったとしても、それを実際の契約書とかに落とし込んでチェックしてすり合わせて、といった作業がえらく煩雑で、とても手が出せないからだ。

今回の話は、動画革命東京で使っている実際の契約書を「オープンソース化」、つまり契約書の書式や条文などを公開してしまうことによって、そうした作業の手間を軽減しようというもの。もちろん個別の契約の利益の分配比率みたいなのは空欄にしてあって、そこを埋めれば契約書が完成、というわけだ。なんだと思う人もいるかもしれないが、外部にはなかなか出てこない契約の具体的内容が共有知識になるという点でも、作品を作っていくプロセス自体の透明化につながるという意味でも、これはけっこう画期的だと思う。

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