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「初音ミク」をめぐるプロとアマの「差」

「初音ミク」をめぐる一連のごたごたについては、いろいろなところで書かれている。ネットで書いているのは比較的好意的な人が多そうで、そういう論調が主流っぽいわけだが、もちろんその一方で、「初音ミク」そのものに対して、あるいは「初音ミク」ファンに対してあんまり好意的でもない人たちがいるのも否定しがたい。どうもこの背景には「プロとアマ」問題も一枚かんでいるような気がしていて、そうなると最近別のところでも議論を呼んでる例の話とも関係するんだろう(参考その1その2)。そこらあたりとは少しずれる話ではあるんだが、関連すると思う件がある。プロとアマの差は突き詰めれば技量と立場の差なんだろうが、この2つが不可避的に結びついていると考えるのはいかがなものか、といった感じの話だ。そのあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。他にもいろいろ論点はあるんだろうが、それはそれということで。なんかトラブルがあってリンクをうまく埋め込めないらしいので、ちょっと読みづらい点はご容赦いただきたく。

続きを「メディア・サボール」で読む

初音ミクもので最近気に入ってるのがこれ。ベタ日本語発音のドイツ語が萌え、るわけでもないのだが、ともあれ面白い。よりによって「夜の女王」かよ(この難曲を!)、という考え方もあるし、いやこのアリアこそVocaloidたる初音ミクが挑戦するにふさわしい(並の人間にゃマネすらできないしな)、という考え方もあるし。オケも含め、労作。

もともとどんな曲なんじゃい、という方向けにはたとえばこちら。夜の女王はDiana Damrauのはまり役。この大迫力。完璧なコントロール。表現力も抜群。よく音楽関係の人を見境なしに「artist」って呼ぶけど、こういう人を見ちゃうと、誰にでも使っていい表現じゃないよな、と思う。


まとめて見たい方はこちら。すんげえぞ。


「夜の女王のアリア」だけでいいっていうんなら、このCDにも入ってるらしい。聞いてないけど。

※2007/12/4追記
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Tracked on December 05, 2007 at 12:23 AM

Comments

山口先生のご関心のあるテーマだと思うので情報提供させて頂きます。メディアから人間が影響を受けるということは実証的にも肯定されるのですね。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/29/news047.html

Posted by: 情報提供 | November 30, 2007 at 01:28 AM

情報提供さん、コメントありがとうございます。
こういうニュースはすばやく翻訳されるんですね。この1週間ぐらい前に逆の研究結果が発表されてたニュースは日本で伝えられてましたっけ?このテーマに関しては肯定・否定両方の研究結果が出てます。今まさに研究が進められてるところなんですね。ちゃんと取材しないとそのあたりを見落とすわけです。

Posted by: 山口 浩 | November 30, 2007 at 09:42 AM

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