福田首相の演説は
ダボス会議が開かれてたということもあって、World Economic ForumがYouTubeに開いてるチャンネルをのぞいてみた。今のところ510本の動画が登録されてる。当然、たくさん見られている動画もあればそうでない動画もある。われらが福田首相の演説動画はどうかなと思ったら。
「人気の動画」を再生回数順で見てみる。以下、再生回数は2008年1月29日午後11時ごろ見たもの。一番見られてる動画はウェルカムスピーチ。なぜかドイツ語のサブ音声が一部ついてるバージョン。再生41,937回。
第2位は「Web2.0とソーシャルネットワークの影響」セッション。ビル・ゲイツの他、FlickrとかのYouTubeとかの創業者も出てる。再生12,525回。
第3位は市民運動とかのセッション。再生12,242回。
その他もろもろあるわけだが、どんどん下っていっても福田首相は一向に登場しない。他に日本人では、竹中平蔵教授がマイケル・ポーター教授と日本経済について語るセッションも。再生回数970回。
福田首相のスピーチはとうとう最後まで登場しない。「人気の動画」ではないらしい。しかたないので「fukuda」で検索したらやっと出てきた。再生168回。「人気の動画」の中にはもっと再生回数の少ないものもあったのに。
スピーチは日本語らしい。オリジナル音声はごく小さく絞られてて、英語の音声がかぶさってる。
なんでかね。英語の音声をかぶせてあるわけだから、ことばの問題ではないはず。日本経済に関するセッションはそこそこ見られてるわけだから、日本に関心がないわけでもなかろう。よほど内容がつまらないのか。それとも、日本の政治家のことばなんかどうでもいいのかな。ま、私もあんまり聞く気にならなくて自分では聞いてないんだけど。
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