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February 06, 2008

米大統領選予測市場:Super Tuesday

いわゆる「スーパー・チューズデー」の投票が始まっているので、現時点の予測市場の状況をメモ。

共和党はほぼ決着したが、民主党は依然として混戦。ただしマスメディアでは、追い上げるオバマ候補が優勢との見方が広がりつつあるようにみえる。2月5日ロイター発のこんな記事が。

米大統領選指名争い、民主党は加州でオバマ候補がリード拡大=世論調査
2008年 02月 5日 15:54 JST
[ワシントン 5日 ロイター] 米大統領選の指名争いのヤマ場となる「スーバーチューズデー」直前の世論調査で、民主党はカリフォルニア州でオバマ候補がクリントン候補に対するリードを拡大した。
ロイター/C―スパン/ゾグビーが5日発表した世論調査によると、民主党では代議員の5分の1以上を占めるカリフォルニア州で、オバマ候補が49%の支持を獲得し、クリントン候補の36%を大きく引き離した。誤差は3.3%ポイントとされている。
一方、ニュージャージー州ではクリントン候補の支持率が46%でオバマ候補の41%をリード。ミズーリ州ではオバマ候補が45%対42%でリードしている。どちらの州も誤差は3.4%ポイント。ジョージア州では、黒人の支持に支えられたオバマ候補がクリントン候補に3対1で圧倒的優位に立っている。
世論調査の専門家であるジョン・ゾグビー氏は「カリフォルニア州では明らかにオバマ候補に勢いがついているが、ニュージャージー州ではクリントン候補が優位に立っている。ミズーリ州は激戦だ」と述べた。


ほほお。では予測市場では現在どうなってるのかというと、たとえばNewsFuturesではこんな感じ。2008年2月5日午後10時40~50分ごろ(日本時間)。まずは民主党。

クリントン候補が民主党の大統領候補に選出される可能性:56%

© NewsFutures

オバマ候補が民主党の大統領候補に選出される可能性:48%

© NewsFutures

水準としては依然としてクリントン候補が優勢だが、オバマ候補の急追が続きもはや「拮抗」の領域。全体としてバブルが見えるのは双方の「期待」のあらわれか。


続いて共和党。こちらはもはやマケイン候補で決したも同然。

マケイン候補が共和党の大統領候補に選出される可能性:95%

© NewsFutures


ロムニー候補が共和党の大統領候補に選出される可能性:7%

© NewsFutures


もう1つ、Iowa Electronic Marketsの状況もメモ。2008年2月5日午後10時40~50分ごろ(日本時間)。

まずは民主党。


SymbolBidAskLastLowHighAverage
CLIN_NOM0.5200.5420.5420.5140.5420.535
EDWA_NOM0.0010.0020.0010.0010.0010.001
OBAM_NOM0.4610.4800.4580.4570.4850.471
DROF_NOM0.0050.0070.0060.0050.0060.006

Iem080205dem

やはりクリントン優勢。

続いて共和党。



SymbolBidAskLastLowHighAverage
GIUL_NOM0.0010.0020.0010.0010.0010.001
HUCK_NOM0.0060.0070.0060.0060.0080.006
MCCA_NOM0.8630.8800.8760.8600.8760.870
ROMN_NOM0.1020.1150.1170.1090.1170.113
THOMF_NOM0.0020.0030.0020.0020.0020.002
RROF_NOM0.0080.0110.010---------

Iem080205rep

こちらはやはりマケインで決まり。

ちなみにリアルマネーで取引されるInTradeでは、クリントンが52.0、オバマが47.5となっていて、これも拮抗。こんな感じ。

Int080205clinton

Int080205obama

双方に見えるスパイクは1月8日のニューハンプシャー州予備選の日。


で、大統領選自体はというとあまり変わった話はない。どこでも民主党:共和党でだいたい6:4。

NewsFuturesだとこう。

民主党候補が08年大統領選に勝利する:60%

© NewsFutures


IEMで、WTA市場はこう。

SymbolBidAskLastLowHighAverage
DEM08_WTA0.5180.5230.518---------
REP08_WTA0.4700.4880.4800.4800.4800.480

Iem080205wta


で、IEMのVS市場はこう。

SymbolBidAskLastLowHighAverage
UDEM08_VS0.5180.5230.518---------
UREP08_VS0.4700.4880.4800.4800.4800.480

Iem080205vs


数字だけからみると、いずれの予測市場でも、依然としてクリントン候補の優勢が続いているが、差はかなり小さくなっている。とりあえず、選挙戦そのものは民主党政権、というのがいずれも一致した予想。しかしここへきて、予測市場間での価格差が目立つようになってきている。

ちなみに、「ネット戦ではすでにオバマ勝利」との記事がメディア・パブに出ている

※追記
世論調査結果の報道をいくつかメモ。

4日発表されたCNNテレビなどの全米世論調査(1~3日実施)では、オバマ氏が半月前の前回調査から16ポイント伸ばして49%の支持率を獲得し、46%(前回比4ポイント増)のクリントン氏を初めて上回った。
全米支持率でオバマ氏リード=大接戦のまま天王山へ-米大統領選
2008/02/05-12:17
 【ワシントン4日時事】米大統領選の民主党候補指名獲得争いで、オバマ上院議員が全米の支持率で49%と、ヒラリー・クリントン上院議員の46%に対し、小差でリードしていることが4日公表されたCNNテレビの調査で分かった。
 全米支持率調査では、クリントン氏が数カ月にわたって大差でオバマ氏を引き離してきたが、22州で同党予備選・党員集会の行われる5日のスーパーチューズデーの前夜、オバマ氏が逆転した。ただ、今調査には4.5%の誤差があり、2人は予断を許さない大接戦のまま、スーパーチューズデーに突入する。


ワシントン・ポスト紙とABCテレビが3日に発表した合同世論調査では、マケイン氏が共和党候補の場合、クリントン氏は本選挙で3ポイント後れをとり、オバマ氏は3ポイントリードとの結果が出た。


民主2氏の支持率、初めて並ぶ…オバマ氏に勢い 米大統領選

【ワシントン=貞広貴志】米CBSテレビは3日、米大統領選の民主党の指名争いで、ヒラリー・クリントン上院議員(60)とバラク・オバマ上院議員(46)の支持率が41%で並んだとする世論調査(1月30日~2月2日実施)結果を発表した。

予備選が始まって以降、主要調査で両氏の支持率が並ぶのは初めて。3週間前の調査に比べ、クリントン氏の支持率は1ポイント減だったのに対し、オバマ氏は一気に14ポイントも積み増し、勢いを見せつける形となった。
オバマ氏は、これまで低迷していた白人男性や女性の間での支持率がクリントン氏とほぼ同水準となり、全体の支持率でも追いついた。ただ、5日に予備選・党員集会を開く「メガチューズデー」の州に限ると、クリントン氏49%、オバマ氏31%と、差がついている。

(2008年2月5日01時08分 読売新聞)

ワシントン・ポスト紙とABCテレビが合同で実施した3日発表の世論調査によると、民主党支持者でクリントン氏47%、オバマ氏43%だった。クリントン氏は2カ月前には30ポイント、1カ月前は5ポイントリードしていた。1月3日のアイオワ州党員集会で始まった予備選ではこれまで2勝2敗の5分で、両氏の勢いは天王山を前にほぼ拮抗(きっこう)している。
オバマ氏、クリントン氏に並ぶ CBS全米調査
2008.2.4 19:12
【ワシントン=有元隆志】米CBSテレビと米紙ニューヨーク・タイムズが3日発表した最新の全国世論調査結果によると、民主党のオバマ上院議員とクリントン上院議員は41%で並んだ。1月の調査は15ポイント差あったがオバマ氏への支持が急伸した。選挙情勢分析サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が3日まとめた各社全国世論調査の平均値でも、オバマ氏は約5ポイント差まで縮めた。
 CBSの調査で、5日のスーパーチューズデーに選挙を行う州をみると、クリントン氏が49%とオバマ氏の31%を上回る。ただ、同じく3日公表のロイター通信とゾグビーの調査では、このうちクリントン氏の地元ニューヨーク州の隣のニュージャージー州でオバマ氏は42%と、クリントン氏の43%に迫っている。両陣営が重点州とする中西部ミズーリ州でもクリントン氏44%、オバマ氏43%と1ポイント差だった。黒人有権者の多い南部ジョージア州では、オバマ氏は48%とクリントン氏の28%を引き離している。
 一方、CBSの調査によると共和党では、最有力候補となったマケイン上院議員が46%と、ロムニー前マサチューセッツ州知事の23%を大幅にリードしている。
オバマ氏支持急伸 世論調査
2008年2月4日 夕刊
【ワシントン=小栗康之】米大統領選挙の民主党指名候補争いで最大のヤマ場となる五日のスーパーチューズデーに向けてオバマ上院議員が支持を急速に伸ばし、全国支持率でヒラリー・クリントン上院議員とほぼ並んだことが三日、明らかになった。
米紙USAトゥデーが同日明らかにした最新の全国世論調査の結果によると、クリントン氏の支持率45%に対しオバマ氏は44%に肉薄している。
二週間前の同じ調査では、クリントン氏が11ポイントリードしていたが、サウスカロライナ州予備選挙で圧勝したオバマ氏が勢いを強め、短期間に差を詰めることに成功した。両候補と争っていたエドワーズ元上院議員の選挙戦からの撤退が、オバマ氏に有利に働いていることもうかがえる。
また、同日付の米紙ワシントン・ポストによる世論調査結果でも、クリントン氏47%、オバマ氏43%で、オバマ氏がクリントン氏に迫っている。
一方、スーパーチューズデーの大票田、カリフォルニア州を対象にした複数の世論調査によると、オバマ氏がクリントン氏をわずかながら逆転した。中南米系住民の人口比率が高いカリフォルニア州はクリントン氏が有利とされたが、オバマ氏が白人層に支持を拡大した。


※2008/2/6追記
NewsFuturesでは、午後3時(たぶんEST)ごろ、クリントン候補とオバマ候補の価格が逆転した。出口調査の報道があったのだろうか。いずれにせよ、情報がそろうまでもう少しの間、乱高下がありそう。

※2008/2/7追記
NewsFuturesでの乱高下はまだ続いている。もう少し待たないと落ち着かないかな。

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