« ひろゆきは「海外脱出」するらしい | Main | 「男は上、女は下」という話 »

March 18, 2008

セミナー「AR時代の社会~『電脳コイル』の世界が来る~(シリーズ「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」第1回)」

GLOCOM仮想世界研究会の「電脳コイル」関連イベント。セミナー「AR時代の社会~『電脳コイル』の世界が来る~(シリーズ「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」第1回)」。タイトルがえらく長くて、かつなんだかすごく壮大。3回シリーズの第1回目は研究会メンバーで。

以下、GLOCOMの告知ページの丸写し。

タイトル:
AR時代の社会~『電脳コイル』の世界が来る~(シリーズ「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」第1回)


講師:
鈴木 健(国際大学GLOCOM主任研究員)
境 真良氏(早稲田大学准教授、国際大学GLOCOM客員研究員)
山口 浩氏(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授、国際大学GLOCOM客員研究員)

日時:
2008年3月24日(月) 午後3時~6時
参加費: 5,000円を当日、会場受付にてお支払い下さい。
※国際大学GLOCOM研究協力委員会およびIECP会員は無料。
場所:国際大学グローバル コミュニケーション センター
東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F


オーグメンテッド・リアリティの世界に、いま注目が集まっている。オーグメンテッド・リアリティとは、ホログラムなどを用いて、画像や注釈といった情報を現実空間の上に重ねる技術として知られている。もう少し直感的に言えば、たとえば、現実の砂場の上にホログラムを投影して対戦ゲームをしてみたり、緊急医療を行う救急隊員に画像に重ね合わせて医師が指示を与えるようなこともできる。。『攻殻機動隊』や『電脳コイル』は、そういった技術が全面化した未来社会を描いたアニメーション作品として、近年高い評価をうけた。
 また、こうしたSF作品によって具体的な未来のイメージが提示されたのみならず、実際のオーグメンテッド・リアリティの技術的な進展も驚くほどに興味深い段階を迎えてきている。
 では、こうしたオーグメンテッド・リアリティが現実化したとき未来の世界はどのように変わっていくのだろうか。技術論、制度論、心理面などからシリーズで分析を加えていく。

■IECP研究会3回シリーズ「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」
・第1回:3月24日 AR時代の社会~『電脳コイル』の世界が来る~
・第2回:4月予定 AR時代の技術(仮)
・第3回:5月予定 AR時代の身体(仮)


■概要
まず、今回は第1回として、GLOCOM研究員で仮想通貨PICSYの開発を行う鈴木健、コンテンツ政策の専門家である早稲田大学の境真良、ゲーム内経済学や予測市場の専門家である駒澤大学の山口浩の三人が、オーグメンテッド・リアリティの現実化した社会についてアニメ『電脳コイル』をきっかけに話してゆく。


■お申込方法
下記URL<GLOCOMセミナー受付>より事前お申し込みください。受付されますと「予約確認」のメールが返信されますのでご確認下さい。
 → http://www.glocom.ac.jp/xoops/html/

|

« ひろゆきは「海外脱出」するらしい | Main | 「男は上、女は下」という話 »

Comments

先だって某企業で山口先生の講演を聴いた者です。講演の内容から様々なイメージが浮かび、そこから質問にならない問いと考えが頭を巡りました。
このイベントにとても興味がありますが、残念なことに働いている身としては時間の都合が付きません。どうもこの手のセミナーは、会社員に一種の踏み絵を強要されているような気がして(年休を取るか、上司の承認を得るパワーを使うか 笑)少し辛いです。今回は残念なことに行けないのですがセミナーの成功を念じております。

Posted by: amehare | March 19, 2008 10:52 PM

amehareさん、コメントありがとうございます。
ふつう、企業内でお話をするときは、その場ではあまり質問が出ないことが多い(終わった後に話をしにくる方はけっこういます)んですが、「某企業」の方々はその中でも突出していましたね。事前に質問を寄せてこられた方はいらっしゃったので、何もいうことはないということではないのだと思いますが、あれは「社風」ですか?
ともあれセミナーへのご関心ありがとうございます。私以外の登壇者の話はかなり面白いですよ。また機会があればと思います。議事録的なものは、後でGLOCOMの冊子に出るのではないかと思います。あとは、どこかのネット系のメディアで記事を書いてくれることを期待しましょう。

Posted by: 山口 浩 | March 20, 2008 02:21 PM

>あれは「社風」ですか?
手厳しいですね(笑)。でも講演者としての立場からすれば当然の疑問かもしれません。私も質問をしなかったので何も言えませんが、あの時は私も誰も質問しなかった事に「えっ!?」と思った次第です。
お答えしますが「社風」ではないと思います。
ただ、山口さんの記事にあるようにpaternalismが蔓延していく傾向にあると僕も思います。それは内部統制・情報セキュリティ等々の要請で加速しているかもしれません。と言っても、質問しなかったのは私も同じですから、人のことは言えませんが。

Posted by: amehare | March 22, 2008 09:34 AM

amehareさん
いや別に批判したわけではありません。質問が出るか出ないかは、本当に会社によってちがいます。会社の規模、業種、設立時期、株主構成なんかから、一般的にこうだろうといったイメージを持つことがありますが、私の経験の範囲ではあまり関係ありません。となると後は社風ぐらいしか考えられないわけで。

Posted by: 山口 浩 | March 23, 2008 10:20 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference セミナー「AR時代の社会~『電脳コイル』の世界が来る~(シリーズ「オーグメンテッド・リアリティ(AR)時代の世界」第1回)」:

« ひろゆきは「海外脱出」するらしい | Main | 「男は上、女は下」という話 »