講演「ここにある仮想世界~『スノウ・クラッシュ』から『電脳コイル』へ」
2008年3月14日(金)、東京・神田のベルサール神田で、「Online Game & Community Service Conference 2008」(OGC2008)が開催される。そこでひとつ枠をもらって、GLOCOMの鈴木健さんと「今そこにある仮想世界~『スノウ・クラッシュ』から『電脳コイル』へ 」というお題で話をすることになったので告知。
GLOCOMの仮想世界研究会で「電脳コイル」が盛り上がってる話は前にもどこかで書いたことがあるように思う。GLOCOMでも一連のイベントを予定しているのだが、そのあたりのプロモーションにもつながれば、という意図はある。
概要はこんな感じ。45分間のセッションなので、それほど突っ込んだ話はできないかもしれないが。
概要:
2007年はセカンドライフのような3Dの仮想世界がオンライン上で大きな注目を集めました。一方、インターネット全体を仮想世界ととらえる見方も大きく採り上げられ、各方面で活発な議論が行われた年でもありました。2008年のインターネット=仮想世界は何が席巻し、ユーザーの支持を集めるのでしょうか。
GLOCOM仮想世界研究会から、鈴木健氏、山口浩氏にご登壇いただき、仮想世界の捕らえ方、認識について「電脳コイル」切り口にお話いただく予定です。
対象:
広義の仮想世界、オンライン上の仮想世界に興味がある方
関心のある方は、先日これに関して受けたインタビュー記事が4Gamer.netに出ているので、そちらもご参照。というか、何よりアニメ本編を見ていただくのがいいと思う。
OGCそのものについていうと、今回はオンラインゲームからより広く、ブロードバンドを使ったオンラインサービス一般に視野を広げている。今はなんだというとやはり動画なわけで、目玉はニコニコ動画関連。ニワンゴの杉本社長の講演があるほか、「例のあの人」もご登壇。あともう1つは仮想世界関連、というと我田引水っぽいが、SCEから「PlayStation Home」の話があったり、マイクロビジョンから「ViZiMo」の話があったり、「The Second Times」の箱田さんのラウンドテーブルがあったりするので、それほど筋違いでもないように思う。もちろん既存のオンラインゲームがだめとかそういうことではなくて、そういった幅広いもろもろの中にオンラインゲームも位置付けられていくという動きなんだろうな。
※2008/3/17追記
レポートが上がってるのでメモ。
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