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専門家の責任と期待のインフレーションについて

社会のあちこちで起きているさまざまなことの中に共通する要因がみてとれることがある。社会を動かす共通因子みたいなものがあるからなんだろうと思うのだが、そういうときはやはり横串にしてみる必要があるんだろう。そう思って、少しだけやってみた。

いわゆる「専門家」と呼ばれる人々に対する監視の目はかつてないほど高まっている。総体としてみれば悪い方向でないだろうが、弊害のほうが大きいのではないかと思うこともある。今回取り上げたのは、専門家が自らを守るために判断の誤りを認めない傾向があるのを逆手にとられて「専門家はまちがってはならない」と吹聴され、結果として自らの首を絞めている状況、とでも形容すべきものだ。まだ生煮えの議論だとは思うが、池に小石を投げてみたつもり。似たことを考えている人はたくさんいると思う。

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「君側の奸」か「苦悩するキャリアウーマン」か

例によって「朝まで生テレビ」の音だけを聞きながら作業していたのだが、2008年8月30日放送の回はなかなか面白かった。何が面白かったかっていうのがなかなか伝えづらいうえに、いい加減に聞いてたんであんまり理解してるわけでもないんだけど、今時点で覚えてることを(まちがってたらごめん)ちょっとメモ程度に書いておく。

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国民栄誉賞ってのはこういう人に授与したらいいのではなかろうか

ごく手短に。国民栄誉賞という賞がある。Wikipediaをみると「日本の内閣総理大臣表彰のひとつ。「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」として福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された」というものらしい。「悪魔の辞典」ふうにいうと「時の政権が、国民的な人気者の栄誉のおこぼれに預かるために無理やり押し付ける」ぐらいになるんだろうが、授与する側はともかく受賞する方々はいずれも国民が誇りに思っていいような面々ではある。

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コンビニを閉めさせればすむ話なのか?

手短に。環境対策とやらで、コンビニエンスストア等に深夜・未明の時間帯の営業の規制を検討する自治体が相次いでいるとの報道がある(参考)。両者の主張があまりにもかみ合わない感じはむしろ面白いくらいなんだが、まあ面白がってばかりもいられない。

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週刊文春衆院選予測080828

週刊文春2008年8月28日号に「「やかましい消費者」で自民轟沈!衆院全選挙区大予測」という記事が出ていたのでメモ。政治広報センター社長の宮川隆義氏による予測。

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雑誌目次をみる:「日経コンピュータ」

たまにやる「雑誌目次をみる」の特別編。「日経コンピュータ」っていうのはけっこう有名雑誌なわけで、あまり人が知らないような雑誌を取り上げることの多いこのコーナーで扱うのはどうかという気もするんだが、要は、2008年8月15日号に、「セカンドライフ ・ バブルの「次」 見えてきた仮想空間の可能性」という記事が出ていて、その中に先日受けたインタビューが出ているので勝手に告知、という話だったりするだけで。

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同じ記事でも反応がちがうのは一体何がちがうんだろうか

小ネタ。Yahoo!ニュースに「みんなの感想」というサービスがあるのはご存知の方も多いと思う。ニュースの記事とかに対して、考えさせられる、役に立つ、興味深い、誰かに教えたい、びっくりした、の5つの基準で5点満点の評価をして、それを共有するという、まあいわゆるひとつの集合知モノだ。

このサービスについて以前からひょっとしたらと思っていたことがあって、ちょっと見てみたらなんか面白そうだったので、とりあえず書いておく。別に結論とかはない。

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人のふり見て我がふり直せ、という話

最近、いろいろなところで「反面教師」に事欠かない。人だけじゃなくて組織や団体、もっと大きな「集団」にも例はたくさんある。別に目新しくはないし、笑うのも簡単だが、それだけではもったいない。学んで活かさなければ。というわけで、以下は最近改めて学んだ、やったら恥ずかしいことのリスト。

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週刊朝日衆院選予測080822

週刊朝日2008年8月22日号に「衆院選300選挙区当落予測」という記事が出ていたのでメモ。白鴎大学教授の福岡政行氏による予測。

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"Memento mori."

伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」に、「夏の盛りには、時間はほとんど停止してしまう」というくだりがある。たぶん今ぐらいの時期のことを指しているんだろうが、なんともいえない実感がある。時間が「停止」すると、なんだかいろんなところに考えがとっちらかってしまうせいか、柄にもなく思索的になったりする。

だからというわけでもないんだろうが、8月は、いろんな意味で「死」を意識する時期であるような気がする。

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人身売買の話はさ、毎日を叩いてすむ問題じゃないんだよ

毎日新聞に味方する意図はない。

ただ、叩く先をまちがってるんじゃないの?と思うところがあるので、書いておく。「米州機構が公表した公式書類「日本への人身売買の報告書」で毎日の公式サイトに掲載されたあの記事をもとにしていることが発覚」と騒いでいる人たちがいるようなんだが、少なくともその点に関してはスジちがいだ。

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北京オリンピックはどこまで「本当」なのか

手短に。北京オリンピックがなんだかすごい。開会式の花火の一部が合成だった件(参考。この件に関してはGIGAZINEの検証記事が面白い)にびっくりしてたら、開会式での歌も口パクだったらしい(参考)。確か中国政府は、会場近くに集まっていた人たちに「テレビのほうがよく見えるから家に帰れ」みたいなことを言ってたそうだが、そういう意味もあったんだな。いや別にいいんだけどね。どうせ見てなかったし。考え方のちがいってことかなと。

でもさ、そうなると気になるじゃない。他にもあるんだろうなって。

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人種差別ではないんだがね

E-mobileの新しいCMが米国で人種差別だと話題になってる件(参考)。日本人の目から見れば、どうみても人種差別の意図なんかあるわけないんだが(だってあのサルは前から使ってるじゃん?あれが人種差別ならE-mobileユーザー全員差別されてることになるよね?)、外国の話を持ち出したのがまずかった。しかもしゃれじゃすまないテーマで、ひときわしゃれじゃすまないシチュエーションときてる。日本人としては、「悪気はないし、謝ってるから、気に入らないだろうけど許してあげて」といいたいところ。

以上を前提として、きわめて不謹慎な、でもけっこう多くの人が考えてるだろう連想。といっても別にたいしたことじゃないから期待しないように。

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今日は東京でM6.5の地震が起きる日だそうだ

かの高名な予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏によると、今日は東京でM6.5の地震が起きる日、なのだそうだ。この人の著書は不勉強にしてまだ読んだことがないのだが、このイザ!の記事がなかなか面白かったので、取り上げてみる。

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内閣支持率の世論調査結果を比較する

どの報道を見ても「福田改造内閣」という文字が躍っていて、なんだあの人の下の名前は「改造」だったのかと思うくらいだったのだが、世論調査結果がいろいろ出ていたのでメモ。

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最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか

似たようなことを何度も書いてるんだがしつこくもう一度、手短に。凶悪な、あるいは陰惨な犯罪が起きるたびにゲームやらネットやらの影響をいう人がけっこういるのだが、リアルの世界での犯罪の原因の大半はリアルの世界の中にあると考えるほうが自然だと思う。過激な表現やそれを多く伝える媒体があるのは事実だが、そうしたものに触れた者の大半は犯罪を犯さないし、そうしたものに触れていないと思われる者も多く犯罪を犯している。表現や媒体を本気で問題にしたいなら、そのあたりきちんと、実験室だけではなく疫学的に検証を行ってからにすべきではなかろうか。

以上を前提として、もちろん表現や媒体にもなんらか影響力があるだろう、というのが本題。

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「クイズ戦隊 へえそうナンジャー!」第2回放送分ストリーミング配信開始

駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の学生による「GMSメディアワークス」制作のクイズ番組「クイズ戦隊 へえそうナンジャー!」は、IT'S COMで第3回の放映を開始したところなんだが、学部のサイトで第2回放送分のストリーミング配信を始めたので、再び告知モード全開。

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