人種差別ではないんだがね
E-mobileの新しいCMが米国で人種差別だと話題になってる件(参考)。日本人の目から見れば、どうみても人種差別の意図なんかあるわけないんだが(だってあのサルは前から使ってるじゃん?あれが人種差別ならE-mobileユーザー全員差別されてることになるよね?)、外国の話を持ち出したのがまずかった。しかもしゃれじゃすまないテーマで、ひときわしゃれじゃすまないシチュエーションときてる。日本人としては、「悪気はないし、謝ってるから、気に入らないだろうけど許してあげて」といいたいところ。
以上を前提として、きわめて不謹慎な、でもけっこう多くの人が考えてるだろう連想。といっても別にたいしたことじゃないから期待しないように。
私はそういうのをあまり好まないのでやらないが、どうも最近、某国の首相をチンパンジーにたとえる動きがあるようだ。やってる人の神経というのはよく理解できないんだが、あれはどうみてもばかにする意図があるよね、と思う。同じサルでも扱いがちがう、ということでもないだろうけど。
そう思うと、ひとつの考えがわいてくる。もしあのCMが、あのサルに「Change!」ではなく「安心実現!」と叫ばせていたら、日本の世論はどう反応しただろうか。
もしそれで「ひどい」という評価がたくさん出てくるようなら、やっぱりあのCMは国内的にも問題があったってことなんだろうな。でも、案外そうでもないんじゃないか、という気がする。どうだろうか。
もし「かわいい」という評価が出てくるようなら、いっそ「某国」首相のマスコットキャラクターにしたらよかろう。E-mobileの「汚名」も晴れるかもしれないし。なんなら記者会見も代わりにやってもらうといいんじゃないか。声は本人が当てればいい。同じことを言っても悪く書かれなって支持率も上がるかもよ。もしそうならついでだから他の閣僚もそれぞれマスコットキャラクターを決めたらどうかな。どの大臣が何、なんていうのは私の手に余るので皆さんぜひお考えいただきたい。
当然ながら、私はどの人種も、どの個人も貶めたり侮辱したりするつもりはないし、この文章もそういった類のものではないと思って書いている。そもそもさ、政治家は人種や外見で評価するものじゃないじゃん。そういうことやってる人は少し考えたほうがいいと思うよ。
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