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September 09, 2008

週刊ポスト衆院選予測080919

週刊ポスト2008年9月19・26日号に「福岡政行が「麻生VS小沢」総選挙で「自民175」「民主239」緊急分析!」という記事が出ていたのでメモ。タイトルのとおり白鴎大学教授の福岡政行氏による予測。

この人の予測は以前から一貫して民主党寄りのようなのだが、それがさらに強くなっているようだ。週刊朝日2008年8月22日号でのこの人の予測は自公計で216議席というものだった。今回は202議席ということでさらなる惨敗を予測している。

上記の週刊朝日の記事で、福岡氏は「禅譲の密約」説をとっており、「秋の臨時国会で懸案の法案を成立させて福田首相は退陣、麻生新首相で年末か1月の通常国会冒頭で解散」とのシナリオを立てていた。この予測は現在も変えていないらしい。

・・早くても補正予算案を組み、景気対策を打ち出した後の「11月解散・12月総選挙」と考えている。

のだそうだ。これは当然、与党に有利なタイミングとして選択されるわけだが、福岡氏はこの手は効かない、と分析している。ただ、民主党も単独過半数には足らないので、小党との連携がカギを握ると。で、その対象は国民新党と平沼赳夫氏が立ち上げるらしい「新党」であるとのこと。

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Comments

自民175なんてよく言えますね。福岡氏ほど毎度毎度ピンボケ予測をする人を知りません。外すことで注目を集める計算かも。白鴎大はマスコミ有名人教授の年棒は高いようですので。

Posted by: ハンセイ | September 11, 2008 12:18 AM

ハンセイさん、コメントありがとうございます。
「毎度ピンボケ」かどうかは知りませんが、予測の「幅」はけっこう広いですよね。ただ、もし本当に能力がないなら、当たったりはずれたりするのでは。一貫してはずれるようなら、ある意味すごい予測能力ではないかと思います。私はそれより、「分析」の合間にちょこちょこ顔を出すこの方の「政治的意図」の影のほうが気になります。予測というより投票行動に影響を与えようという意図があるのではないかと勘ぐりたくなってしまって。

Posted by: 山口 浩 | September 11, 2008 01:43 AM

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