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September 23, 2008

衆院選予測080925~081005

衆院選の議席予測を2つメモ。週刊文春2008年9月25日号の「衆院選大予測「麻生選挙」で自民「五派」が消える」に出ていた政治広報センター社長の宮川隆義氏による予測と、サンデー毎日2008年10月5日号の「「麻生総理」でも90議席減 自民民主「大乱」突入」に出ていた明治学院副学長(法学部教授)の川上和久氏による予測(選挙プランナーの三浦博史氏がサポート役だそうで)。

前者の文春の記事の主題は選挙後の自民党内の派閥の動静にあるので、選挙結果そのものは詳しく取り上げられてはいない。記事や表から読み取れる範囲内の数字がこれ。「共産」のところの「28」という数字は、それ以下のグループをすべて合わせたもの。自公合わせても過半数割れという状況。

で、総選挙は10月26日との予測らしい。「世襲、二世議員支配による封建政治の打破が、次回総選挙の最大の争点となる。やがて再び、政権交代へと潮目は変わるだろう」とのこと。へえそれが最大の争点だったのか。


で、後者のほう。ええと、選挙予測業界にはあんまり詳しくないが、なんか新顔、なんだろうか。この川上氏、「政治心理学を専門とし、国政選挙や地方選を現場でつぶさに調査して世論分析している」のだそうだ。なんで急にこの人が出てきたのかよくわからないが、この分野で有名な三浦氏と合わせて「最強タッグ」らしい。

で、この予測は首相交代を受けてか、与党がかなり盛り返してる印象。自民・公明合計で過半数になってる。三浦氏によると、この背景には「前回の郵政選挙の圧勝で、世代交代の流れが滞っていた自民党ですが、解散風が吹き始め、河野洋平衆院議長ら大物議員が相次いで引退を表明し、総選挙ではかなりの若返りが進みそう」なんていう事情もあるのだとか。とはいえギリギリなので、ちょっと何かあるとどうなるかわからん、ということらしい。

ま、ともあれ、じりじりと近づいてる感があるねぇ。はてさて。

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