2011年までにワンセグはどのくらい普及するだろうか
2011年に地上波放送がデジタルに移行する話はあちこちで盛り上がっていて、いろいろ読むと勉強になったりするのだが、不勉強のせいかワンセグの話と結びつけたものをあまり見かけない。皆さんが一般の地デジとワンセグは別の話と考えているのか、元から同じ仲間として話してるのかわからないが、地デジ受像機としてのワンセグ端末という論点はあってよいのではないかと思って、「メディア・サボール」に書いてみた。
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Comments
ワンセグ画面を見た事有りますか?
テロップの文字が潰れてニュース画面なんてとても見られた物じゃないです。
画面が小さいからでは無いです。もとのソースがプアなのでPCでワンセグ受信して19インチのディスプレイで拡大表示しても潰れたままです。
出先で見るならまだしも常用出来るシロモノではありません。
Posted by: lba | October 01, 2008 09:06 PM
lbaさん、コメントありがとうございます。
個人的には、1年ほど前からほぼ毎日携帯電話でテレビを見ています。ふつうのテレビはほとんど見なくなりました。画質が悪いのは承知していますが、テロップがよく見えないのも含めて、さほど不便には感じていません。
だから皆もそう思うようになるだろう、という単純な話ではないのですが、もともと私もワンセグなんてと思っていた口ですので、自分自身の変化はちょっと驚きでした。私がテレビに求めていたのは、鮮明な画像ではなかったわけです。
それで、ワンセグに対して、現在のテレビが提供するサービスを"as is"で求める発想自体がちょっとちがうのではないか、というあたりに行き着きました。ワンセグで見る人が増えれば、ワンセグ向けの放送内容を組む放送局も出てくるでしょうし、一般の放送内容もワンセグの小画面を意識した作り方に変わってくるかもしれません。
もとより私は未来を予見するほど慧眼ではありませんが、ただ1つ言えることがあるとすれば、現在の姿から将来を推し量るとまちがうことがけっこう多い、ということです。今常識になっていることの中には、ほんの数年前は常識ではなかったことがたくさんあります。私の上記の予想も含め、現在考えられている将来とはまったくちがったことが数年後には当たり前になっているのではないかと思います。
Posted by: 山口 浩 | October 02, 2008 12:28 AM