SAPIO衆院選予測081008
SAPIO2008年10月8日号に「独走第25弾総選挙スペシャル 300選挙区完全シミュレーション 自公崩壊!民主「単独過半数」の衝撃」という記事が出ていたのでメモ。政治ジャーナリストの野上忠興氏と編集部による予測。
不勉強にしてこの野上忠興氏という人を知らないのでぐぐってみると、Wikipediaには出ていなくて、はてなキーワードに出ていた。共同通信社出身の方らしい。
見ていないので知らないが、この方は前に「福田首相が衆議院を解散する」と予測した由。で、記事の冒頭に予測がはずれた釈明を延々としている。曰く、以前予測した3点、すなわち
(1)福田首相と森元首相ら町村派は「麻生禅譲」など考えていない
(2)公明党はもはや自民党の延命に手を貸すつもりはなく、総選挙および選挙後の政局で独自路線をとる
(3)公明党、麻生氏の離反に対抗するため、福田首相は解散を打つ
のうち(3)がはずれたと。しかしこれにより(1)と(2)の「確かさは明らかになった」と。
・・ふうん。そういうもんかい。どうもこの記事、書きぶりが微妙で、自民党総裁選の結果が出る前に書いたっぽい。当然、麻生内閣の支持率の話なんかはまだ反映されていないのだが、ともあれ。
で、予測はこう。
なんだか数字が合わないが、記事に出ている数字そのままで、まちがってない。予測には幅があり、その期待値(なのか中央値なのか最頻値なのかしらんが)をそのまま書いたものだから、まあそういうことなんだろう。
これだと、自公計では過半数を大きく割りこんでいる。逆に民主党は単独過半数を獲得と。ふうん。SAPIO的にはある種の「ほめ殺し」なんだろうか。よくわからないが、ともあれ自民党にとって非常に厳しい予測。で、野上氏は自公体制の終焉、公明党の影響力低下を予測している。ひょっとして、こっちのほうがSAPIO的には力点なのか?
ま、政治談議には興味ないのでここらへんにして、ともかくこういう予測。はてさて。
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