「仏子」といえばいいのだろうか
小ネタ。「鉄子」という言い方がある。いわゆる鉄道ヲタのうち女性をあらわす表現だが、一般に思われるより女性が多いらしいというあたりがポイントなんだろうか。男性だと「鉄男」、総称して「鉄の人」。こういうちょっとマニアックな趣味に注目が集まることがたまにあるように思う。比較的最近だと、「工場萌え」とか「武将萌え」とか。「工子」とか「武子」という表現はないようだが。
そうした観点からすると、ひとつまだあまり注目が集まってないように思うものがある。「仏子」(やはり「ぶつこ」と読むべきなんだろうな)。フランス、じゃなくて仏像。「鉄な人」にならえば「仏な人」か。仏教美術ファンというよりもう少し軽いノリ、というニュアンス。もちろんずーっと前からたくさんいる人たちだが、ことばとして聞くことは少ないように思う。女性が比較的少ないという印象が一般的なのでは、という点は「鉄」や「武将」と共通。一応ぐぐってみたら「仏オタ」「仏ヲタ」はけっこうヒットするが、「仏子」「仏な人」はそれらしいヒットがなかった。
本題からそれるんだが、個人的に「その気」がある関係で、最近@niftyで紹介されてるのを見て衝撃を受けたのが、以下の阿修羅ブログパーツ。マウスでいじれるのでお試しあれ。当然、2009年6月7日まで上野の国立博物館でやってる「阿修羅展」に合わせたものかと思う。日本でのフィギュア人気の源流を仏像に求める人がいるそうだが、まあ似てる要素もあるのは確かだ。これも食玩フィギュアっぽい造形がかわいい。もちろん仏像の食玩はすでにあるんだが、あれはもっとリアルなタイプ。こういデフォルメされたものはないのではないかと思う。欲しい。あれこれできばえを想像しちゃう。
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