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April 21, 2009

モモーイが来た

今期やってる「実践メディアビジネス講座I」で桃井はるこさんをお呼びする話は前に書いたが、それが昨日。いろいろばたばたとあったが、なんとか無事に終わった。ご協力いただいた皆様に感謝。講義のあとは控え室でゼミ生によるインタビューにもお答えいただいた。その模様も含め、別途ゼミ公式ブログ「こち駒」に出すので乞うご期待。以下は個人的な感想。

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人気者というのはすごい、というのがまっさきに出る感想。午後1時からの枠だったのだが、昼休みの途中でほぼ満席となった由。始まるころには立ち見すらあふれて教室の外に鈴なりになっている状態。確かに学部外の学生も参加可能とはいったのだが。大学の広報の人が取材に来たのだが教室に入ることすらできず、外から、桃井さんがどこにいるのかすらよくわからない写真を数枚撮るのがやっとだったらしい。科目として履修している学生からは「入れなかった」との苦情が何件か、周辺住民の方からも騒音(別にライブをやったとかではなく、人がいっぱいで暑かったので窓を開けたから)への苦情があったとか。不徳の致すところで、いや申し訳ない。ストリーミング配信の方も、当然満席。エコノミー会員の方などは、途中で「追い出されて」しまった方が少なからずいただろう。コメントも4000件くらい来たらしい。今録画映像をアップすべく作業中なので、しばらくお待ちいただきたい。

ここでちょっとだけ事務連絡。履修している学生にはレポート提出を求めているが、それは前半6回が終わった後なので、あわてる必要はない。テーマは各講師の話した内容をもとに決定するので、今はまだ決まっていない。分量や提出形式・方法も、未定。

再び本題。講義では、桃井さんの、地に足のついた考え方が際だっていた。「法より教育」という部分も、ご自分の作品がさんざんあちこちで無断使用されまくっていることを承知の上でのものであり、机上の空論でもきれいごとでもないから重みがある。人選にまちがいはなかったな、と安心した次第。コンテンツを利用する際には、それに込められた「作り手」の思いをちょっとでも想像してほしい。聴いていた学生たちには、このメッセージが伝わったであろうことを信じたい。作り手と利用者をどうつなぐのが全体としての「ハッピー」につながるかを考えるのがビジネスの役割。そちら方面に進みたい人は肝に銘じていただきたく。もちろん、教育をどうするかは教育機関と教員の役割。

事前の打ち合わせの際、「質疑の時間を30分とってほしい」といわれ、そんなにくるかな?と思いつつ従ったのだが、本当に30分かかって、それでも吸収しきれなかったのには驚いた。これも人気者の実力ということか。ただ、商業イベントと勘違いしてる人が少なからずいたのにはがっかり。配信のほうでも、コメントから質問を拾ってもらっていたのだが、正直面白そうな質問は少なかった。教室からの質問も、事前にチェックしておいたほうがよかったかもしれない。別に鷲崎健さんに何の恨みもないが、「コンテンツの制作と利用」というテーマの講義で「鷲崎健さんはどんな人ですか?」という質問はあんまりだと思う。桃井さんがいなかったら小一時間問い詰めていたところ(いなかったらそもそもそういう質問はしなかっただろうけどさ)。桃井さんは「どこか『キモイ』ところがあるのがオタクの特徴」と言っておられたが(外見というより、対象への並はずれたこだわりとか周囲への無配慮とかを指しているのだと思う)、その用法でいうならあれはキモすぎ。あの満室状態をみれば、入りたくても入れない、座りたくても座れない人がたくさんいたであろうことは容易に想像がつくはず。そういう人を差し置いて座っておいてあの質問は何だろう。「オタク」というより、「モモイスト」(桃井さんのファンのことをこういう)としてどうかと思うね。講師としてまじめにお話ししてくれた桃井さんに失礼と思わないのかな。最初にちゃんとは言わなかったし、その場で止めなかったから、もちろん自分のせいでもあるんだが。

とはいえまあ、全体としては大過なく終了。裏方を務めたゼミ生たちががんばってくれたおかげ。ニコニコ動画の「こち駒」コミュニティに入ってくれた外部の方々にも感謝。その後のインタビューはまあ和やかに進んで、最後にサインをもらったり記念撮影をしたりで終了。学生たちはかなり感激したらしい。私としては、著書も持ってるし(書評も書いたぞ)CDもいくつか持ってるし、ゲスト講師にお呼びしたいと思う位にはファンなわけで、その本人に「先生」と呼ばれたのは軽くショックだったりしたのだが、それもまあよし。ご本人も楽しんでおられたようで、「できればまた」という話もあったりしたので、これは今後の仕掛け次第(学生たちは『毎年呼ぼう』と盛り上がっていたが)。

参加いただけなかった方々は、録画映像のアップロードまでしばしお待ちを。あ、そういえば、ご本人のブログにはもう写真入りの記事が出ている。

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