« 「常識」の差:専門家の責任をめぐる組織と個人の関係について | Main | もうシュワちゃんはいらない、のだろうか? »

June 10, 2009

彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか

京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。

とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。

「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。

「あのゲーム」「あの類のゲーム」というのは、もちろん今巷で話題のアレだ。

レイプ描写で国際問題に…アダルトゲームの是非:児童ポルノ法改正めぐり論議再燃」(ZAKZAK 2009/06/02)

レイプ描写が盛り込まれた日本製のアダルトアニメゲームが国際問題になっていることを受け、児童ポルノ法(児ポ法)改正賛成派と反対派のバトルが過熱している。・・(中略)・・同法改正をめぐっては、国会での成立を目指して昨年から議論が活発化。今年3月までに、自民党と民主党がそれぞれ改正案を提出している。議論の焦点は、(1)「実写のみ」とされている規制の対象をアニメやゲームにまで広げるか(2)G8加盟国の中で日本とロシアのみ認められている「単純所持」を罰するか-の2点だ。

性暴力ゲーム、規制強化検討…与党が勉強会」(2009年5月30日 読売新聞)

少女らをレイプして妊娠・中絶させる過程を疑似体験する日本製パソコンゲームソフトに、国際人権団体などが抗議を行っている問題で、自民党は29日、同種のゲームが多量に流通している状況に歯止めをかける方策を検討するチームを発足させた。公明党も今月中旬に検討チームを作っており、与党内で規制強化をめぐる議論が本格化しそうだ。

“陵辱系ゲーム”発売禁止 業界団体が自主規制」(ITMedia News 2009/06/05)

アダルトPCゲームソフトメーカー233社でつくる業界団体・コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)は6月4日、強姦(ごうかん)など性暴力を描写した、いわゆる「陵辱系ゲームソフト」の制作・販売を禁止すると発表した。(中略)ソフ倫は、アダルトゲームの自主審査機関。商業ルートで販売されるアダルトゲームは、大半がソフ倫の審査を受けて流通に乗るため、ソフ倫の審査を受けなければ、商業作品の店頭販売はほぼできない。今回の措置で、即売会などで販売される同人作品などを除けば、陵辱系ゲームの新作は発売できないことになる。

こうしたゲームに対する規制が検討されるのは、性の商品化自体許せないという考え、下劣であり表現の自由の範囲に含めるに値しないという価値観、女性を低くみるものであるという反発などもあろうが、それと同時に、女性に対する性犯罪、特に未成年者に対するものを助長するおそれがあるという主張があるからであろう。

もちろんこれには有力な反対意見がある。たとえば、こうしたゲームの存在が実際に犯罪を誘発しているとは限らないというもの。手っ取り早いもので、国別の犯罪発生率を比較すると、日本における女性への性犯罪の発生率はOECD諸国よりやや低い(参考)。アメリカは日本の約3倍、今回「あのゲーム」を槍玉に挙げた英国は日本の約1.5倍だ。むろんいろいろな要因があるからこれだけで何かを結論付けることはできないが、少なくともこのデータは、「あの種のゲーム」が売られていない国々より売られている日本のほうが性犯罪の発生率が高い、という証拠にはなっていないように見える。

今回の事件もまた、あくまで1つの事例であって、これがああだからこういう傾向がある、などというのは無意味だが、それでもやはり、今回のケースでどうなのかは気になる。なぜなら、もし仮にこのケースで逮捕された大学生たちが「例のゲーム」ないし「その類のゲーム」の愛好者だったら、警察は必ずやそれを公表しているであろうからだ。今回そのような情報はこれまでのところ出されていないように見える。ゲームによって触発されたという証拠はないということなのだろうか。

もちろん、「~という事実はなかった」という情報は、「~という事実があった」という情報と比べてあまりインパクトもないし、いちいちやってたらきりがないということもあろう。しかしこの関連では、警察自身が、これまで何か機会があるたびに、犯罪とゲームに関連がある証拠だといわんばかりの情報を繰り返し垂れ流してきたではないか。今回の件ではどうなのか、ひとことくらい説明があってしかるべきだ。

捜査で得られた情報のうち都合のよいものだけを公表して都合の悪いものは公表しないという行為は、もちろんそれ自体違法ではないし、本件で有罪判決を勝ち取るという「当面の課題」の達成のためには有効な戦略ではあろう。しかし、もしそうだとすると、警察が出してくる情報は世論を操作するために意図的にゆがめられているのだ、という合理的な疑いを私たちに抱かせることとなる。それは警察にとっても、長期的にはあまり望ましくない状況なのではないかな。

というわけで、ぜひ教えていただきたい。今回の事件で逮捕された容疑者たちが「あの種」のゲームに触れてきたのか、あるいはそれ以外のさまざまなメディアやコンテンツにどう触れてきたのかを。他の事件では普通に公表しているから、別にプライバシーとかの問題はないんだよね?まだ聞いてないなら、ぜひ聞いてほしい。本気でこの種の犯罪を防止したいなら、私たちは「あの種」のゲームの影響、その他の要因の影響についての情報を正しく知る必要がある。感情や直感だけでゲームを規制して、ほうら私たちは対策をとりましたなんてすまし顔でいられても困るのだ。

※追記
日本語の通じない相手に日本語で語りかけるというのはなかなか難しいものだ。おそらくほとんどの方はおわかりいただいていると思うのだが、そうでもない方がいそうな雰囲気なので、念のため、上に書いたメソッドでちょっと悪ノリしておく。

今回の事件で逮捕された6人に共通する属性を考えてみると、・・スポーツ。大学。京都。コンパ。20代。男性。あと、本人たちを知らないが、ひょっとして髪型はスポーツ刈り?警察のみなさん、メディアのみなさん、「続発する性犯罪」とこれらの属性の関係について、ぜひ予断を持って調べてみていただきたい。確かめたわけではないが、おそらく、驚くほど多くの凶悪な犯罪事例を見出すことであろう。

たとえば、スポーツ選手が性犯罪を犯した事例は枚挙に暇がない。事例を調べれば調べるほど、スポーツが性犯罪を引き起こすのではないかという「仮説」に説得力を感じるようになってくることであろう。また、大学生が性犯罪を犯した事例は数知れない。事例を調べれば調べるほど、大学なんてものに通うと性犯罪に手を染めやすくなるのではないかと恐ろしくなるのではないか。京都でも、コンパでも、20代でも、男性でも、きっとスポーツ刈りでも、同様の「関係」を見出すことができると思う。さあゲーム規制をお考えの政治家のみなさん、それだけでは足りないぞ。すべてのスポーツを禁止しよう。大学もすべて廃止してしまえ。京都の周囲に高さ10mの壁を作れ。コンパは全面禁止だ。20代はすべて労働キャンプに放り込め。男性は全員隔離しろ。スポーツ刈りを見たら全員逮捕だ・・

ここまで書けばわかるかな?

|

« 「常識」の差:専門家の責任をめぐる組織と個人の関係について | Main | もうシュワちゃんはいらない、のだろうか? »

Comments

はてブにも書いたのですが、ここでも。
講談社現代新書「ジョークとトリック」からの引用になりますが、水族館の生物たちに与える生き餌として、安く手に入る金魚(小赤)を与えると客から「残酷だ、教育上よくない」と抗議が来るのだとか。仕方なく、やや高めではあるもののドジョウを与えていると、抗議は来ないというもの。

ここでの「なぜエサとして生きた魚を与える際、ドジョウでは良くて金魚ではダメなのか」を、理性的に説明できる人は、ほとんど居ないでしょう。さらに言えば、自然界ではそれこそ「生き物は食うか食われるか」が普通なわけで、この場面での生き餌として金魚を使う事に抗議するかどうかのセンスというのは、つまり『安っぽいセンチメンタリズム』以外の何物でもないわけです。

エロゲーや漫画・アニメなどでの表現に対して抗議がすぐ飛んでくるのは、つまり「見え易い」物だからという事以外に、自分としてはとくに理由は無いように思われます。それが証拠に、キヨスクに並んでいるような「フランス書院文庫」などのエロ小説などは、現在も普通に売られていますよね。(しかも内容は、一読するだけでそのきわどさが分かるような物だというのに)

要するに、『世間は「理性で感性をねじ伏せて論議できる」人間ばかりではない』事こそが、今回の「レイプレイ発売禁止」及び「京教大集団レイプ事件」の間に横たわる、奇妙なねじれ現象を引き起こしている気がします。

Posted by: guldeen | June 10, 2009 11:14 PM

今どきスポーツ刈りってw

Posted by: あ | June 11, 2009 02:25 PM

おっしゃるとおり。
エロゲ規制自体は反対ではないが、
よっぽど大学のコンパなどの方が問題ではないかと個人的には思います、
一気飲み強要なんてのもありましたしね。

それにしても感情論やなんちゃって論理ばかりで、
本当に論理的な検証やデータを積み重ねた検証などされないのが残念でなりません。

Posted by: ちゃんとしてくれ | June 11, 2009 03:53 PM

あまりに頭の悪い意見で笑ってしまった
失敬

Posted by: yusuke | June 11, 2009 07:35 PM

真っ当に考えれば、彼らのゲーム歴は「公表されない」のではなく「公表する価値がない」ってとこでしょうね。
仮に「あの類のゲーム」のプレイ経験がある者が居れば、マスゴ…おっと失礼、マスコミが飛びつかないわけがありませんから。

Posted by: passerby | June 11, 2009 10:01 PM

情報元の警察が公表していないのかもしれないけど
>>犯罪とゲームに関連がある証拠だといわんばかりの
>>情報を繰り返し垂れ流してきたではないか
これはメディア側の問題だと思う

報道出来るかどうかは情報元の協力が要るけど
報道する情報の取捨選択、決定権はメディア側にあるし

偏向報道はメディアの責任だと思う

Posted by: no_name | June 12, 2009 12:01 AM

横レスですが。

>no_name | June 12, 2009 at 12:01 AM
> 報道する情報の取捨選択、決定権はメディア側にあるし
> 偏向報道はメディアの責任だと思う
警察庁の情報公開室には記者発表資料がバインダーに閉じてあります。
各社の報道記事はほぼ完全に横並びでこの資料に沿った内容です。
編集権はマスコミのものですが、元の情報が偏っていて、尚且つ取材力が無ければ偏った記事になるのは必然でしょう。

Posted by: anonymous | June 12, 2009 07:27 AM

>「フランス書院文庫」などのエロ小説などは、現在も普通に売られていますよね
ロリものもあって
堂々とヒロインの年齢を「12歳」とか書いてますものね

怖いのは、マスコミが件の犯罪者たちの友達の友達あたりにゲーマーがいて(可能性ゼロとは考えにくい)、少しでもその類のゲームの話題に触れている、ということを無理やり見つけて影響があることの事実のようにすることでしょうか?

Posted by: tohri | June 12, 2009 09:22 AM

コメントありがとうございます。

guldeenさん
ご指摘の通りです。人間は認知の段階で価値判断を加えているわけですが、その部分が必ずしも理性的とは限らない、という話ですね。ふつうの人がそうであるのはしかたないにしても、政治家やメディアはそれでは困る、と主張したいわけです。

あさん
最近の事情をよく知らないのですが、スポーツ刈りってないんですか?

ちゃんとしてくれさん
一気飲みの強要はいけませんね。場合によっては犯罪にあたるとさえ思います。ともあれ、それに限らず、見かけの因果関係でものを語ってるところは、ちゃんと検証してほしいですね。

yusukeさん
光栄です。これが芸風です。ただ、実際にも頭が悪いので、何がどう「頭の悪い意見」なのかちょっとわかりかねます。文脈が伝わっていない方が少なからずいらっしゃるようなのでちょっと不安にもなっています。せっかくコメントいただいたのですから、お手数ですがご説明いただけますと助かります。

passerbyさん
その可能性が高い、と個人的には思っています。

no_nameさん
メディアの責任も大きいとは思います。ただ、メディアはたくさんあって、互いに競争しています。ユニークな情報を出して注目を集めるインセンティブもありますので、少なくとも得た情報をメディアの段階で握りつぶすことはあまりないのではないかと。しかし警察は1つしかないので、こうしたメカニズムが働きません。そこが問われるケースは他にもありましたしね。

anonymousさん
「大本営発表」をそのまま垂れ流すのは、少なくともこういう場合には考え直してもらいたいと思います。かといって「独自取材」で暴走されるのもこわい場合が少なくないですが。

tohriさん
よくわかりませんが、そこまでしますかね?例の「六次のつながり」じゃありませんが、人間関係をたどるとけっこう幅広いじゃないですか。それをやると何でもできちゃいますよね。政治家の友人の友人がアルカイダ、という例もありますし。

Posted by: 山口 浩 | June 12, 2009 09:49 AM

スポーツ刈りはさっぱり清潔爽やかで健康的だろう常識的に考えて・・・。
もう全人類は男女問わずスポーツ刈りの良さに目覚めるべきだ。
というわけで、ここにスポーツ刈り教団設立を宣言する。
スポーツ刈り!YEAH!

Posted by: スポーツGARI | June 12, 2009 10:42 AM

マスコミは今回一気のみを「ダービーゲーム」という呼称でこの犯罪とゲームを絡める事に成功してます。勝ち点3が取れなければ1でも良いという事なのでしょう。

Posted by: K | June 12, 2009 12:39 PM

お考えの通り、あの種の連中にとって事件と原因(と断ずる物)との因果関
係などさして問題ではないのでしょう。
とにかくあの汚らわしく下劣な"モノ"をこの世から消し去ること、(もしく
はその活動そのもの)が目的であって、実際にそれが事件につながるかどう
かというのは二の次なんだと思います。

彼女(彼)らの行動原理には人種差別的な感情や政治的な思惑なども一因で
あるような予感すらします。

自分個人としては、表現の自由などと高潔な理念を持ち出すつもりもないし、
あの種のゲームや表現が社会にとって好ましくないことは理解できます。
ただ、そのような連中が(レトリックを使って)さも我が方に正義ありとも
言わんばかりの態度で、こちらの自由を奪おうとしているのは、ただ単純に
腹が立ちますね。


さぁ満を持して次は二次ロリ規制だぞっ!本丸はもうすぐだっ!w

Posted by: A.M | June 12, 2009 07:27 PM

コメントありがとうございます。

スポーツGARIさん
お気持ちはわからなくもありませんが、全員に強制するのはどうも・・。スポーツ刈りにしたくても、髪の毛に恵まれない人など、やむを得ぬ事情でできない人もおられるかと思いますし。

Kさん
「ダービーゲーム」というのは初めて聞きました。最近はそう呼ぶのですね。マスメディアは何であれ話題になれば勝ちですから、そういう名前があればすぐに「普及」するかもしれませんね。

A.Mさん
「本丸」は「二次ロリ規制」なんですか?そこらあたりはよくわかりません。この問題でもそうですが、たいていのものは単一の基準ではなく、複数のメリット・デメリットのバランスで決めるべきものです。中には、やはり規制したほうがいいものもあるでしょう。ただ、その基準は人によって異なるわけで、社会としての合意をどの線にもってくるかについては、その問題が重要であればあるほど、充分に検証し、慎重に考えていくべきだと思います。「諸外国がそうだから」というのは理由としてあまりスジがいいとは思えません。

Posted by: 山口 浩 | June 13, 2009 09:47 AM

ここまで親切にコメントを返してくれるのは初めて見ました

真実を報道するのがマスコミだ
とマスコミ関係者は思っているようですが、その報道が事件を誘発していることになぜ気付かないのでしょうか?
具体例を言えば「硫化水素自殺があった」と報道しましたマスコミがその自殺方法を検証し、やり方を教えてしまったせいでかなりの数の誘発事件が起こったと考えられます
それにインターネットでも自殺紹介方法にのっているぐらい有名になりました

真に報道することは何なのかを考えてほしいです
私は「真実を放送して何が悪い」という考えが大嫌いです

Posted by: kc | June 13, 2009 10:16 PM

全員が全員なるわけでないモノに関連付ける幼稚な行為に気づけない、あなたは知的障害者なのでしょうね。

Posted by: g | June 14, 2009 01:41 AM

コメントありがとうございます。

kcさん
報道すること自体が別のところに影響を与えるというのは、考えてみるとなかなか悩ましい問題だと思います。知らせていいことといけないことの区別をすべてメディアの責任にすると、私たち自身が彼らにかなりのところ依存してしまうことにもなりますから。とはいえ、かなりの人が合意できる「知らせなくていいこと」という線は存在しうると思いますね。

gさん
まさか、私が本気でスポーツ刈りを全員逮捕しろと主張していると思っていらっしゃるのでしょうか?ええと、困ったな。わかるように(しつこく追記までして)書いたつもりで、大半の方には通じているようですので、もう一度ゆっくりとお読みいただければと思います。
それと、「知的障害者」ということばを侮蔑語のように使っておられるようにお見受けしますが、もしそうならそれは障害者の方々に大変失礼です。ぜひやめてください。

Posted by: 山口 浩 | June 14, 2009 03:06 AM

思いつきで書いてしまいますが、
「こうしたゲームに対する規制が検討されるのは、
(A.)性の商品化自体許せないという考え、下劣であり表現の自由の範囲に含めるに値しないという価値観、女性を低くみるものであるという反発などもあろうが、
(B.)それと同時に、女性に対する性犯罪、特に未成年者に対するものを助長するおそれがあるという主張があるからであろう。」

Bについては、それら助長しているという証拠を出さずに、一方的に正論として規制したい人たちが主張している事ですから、主張を証明する必要は彼らには無いわけですよ。
たぶん、元々のニュースソースを見るに、レイプレイの件は、本来はAに類する感情論が発端だったんでしょうけれど、どこで誰がBのように歪めたのでしょうね。

と、書いた所で
今回の件で、Bに相当する日本、国外の記事ってありましたっけ・・・?

児ポと一緒くたに取り上げている国内記事はあったけど、それのことかな。

Posted by: てっけN | June 14, 2009 12:02 PM

てっけNさん、コメントありがとうございます。
私も、主張Bが実際にマスメディア上に出ているかどうかは知りません。ただ、主張AとBは別々のものではなく、入り混じって主張されているなという印象を受けていましたので、あのように書きました。主張Aは好き嫌いなので、他人が否定することはできませんが、Bは客観的に検証することがある程度までは可能です。それをやるべきでしょう、と。「主張を証明する必要は彼らには無い」ですましていてはいけないのだと思っています。

Posted by: 山口 浩 | June 15, 2009 10:15 AM

>「主張を証明する必要は彼らには無い」ですましていてはいけないのだと思っています。

では、あなたがやればいいのでは?

Posted by: ほくと | June 16, 2009 01:10 AM

ほくとさん、コメントありがとうございます。

ゲームが犯罪を助長すると主張したい人は、それを検証してから主張してくれ、といいたいわけです。
私は逆の意見ですので、基本的に専門外ではありますが、できる範囲で、逆の主張への検証は試みていきたいと思っています。

Posted by: 山口 浩 | June 16, 2009 01:42 PM

山口さんのご意見を見て確かにと思ったことは、荒川沖駅の金川のように、ゲーム大会等に出場して、”明らかな”経歴を持つ者はマスコミがネタにできるのでしょうが、今回のような大学生、しかも6人も相手では別にゲームだなんだ言うまでもなかった(そもそもそのニュース事態が「おもしろい」ニュースだったから)って感じがしますね。
国がゲーム内容で他国と言い争いしてしまうくらいなんだから、やっぱりこういう事件もその視点から見てほしいですよね。警察さま、マスコミさまには。

Posted by: あんだんご | June 17, 2009 10:37 PM

あんだんごさん、コメントありがとうございます。
いろいろありますが、つきつめれば、真実を追求とかいいながら印象を誘導するのはやめてくれということですね。おそらく彼ら、自分たちのやっていることの意味はわかってるはずなんです。頭のいい人たちですから。

Posted by: 山口 浩 | June 18, 2009 02:46 AM

単なる感想ですが。
言ってることはすごく判るんですけど厭味っぽいですね。

Posted by: adam | June 30, 2009 11:13 PM

adamさん、コメントありがとうございます。
正しく受け取っていただいて光栄です。まごうことなきいやみですからね。でも、問題はいやみで終わるべきものではありません。

Posted by: 山口 浩 | July 01, 2009 10:44 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか:

» エロゲー周辺の論点のズレ [箪笥の裏から頭を出した恋文。]
彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのかhttp://www.h-yamaguchi.net/2009/06/post-362f.html 何と言うか、この人も判って皮肉っているんだと思うけど、「その手の表現を規制しようとする動きがあるのは、それらが犯罪を助長すると思われているからだ」という道理は、そ....... [Read More]

Tracked on June 11, 2009 10:34 PM

» 火事と喧嘩は江戸の華。炎上と煽りは2chの華 [のほほんダイアリー]
・個 人の狂気を見い出すフィルタリングシステム【佐々木俊尚 ジャーナリストの視点】佐々木俊尚氏は私の好きな ジャーナリストですが,その理由は彼が現実で起こっているホットな事象を交えつつ,問題を読む人にわかりやすく解説してくれるからだと思います。ここで述 べら...... [Read More]

Tracked on June 12, 2009 12:26 AM

« 「常識」の差:専門家の責任をめぐる組織と個人の関係について | Main | もうシュワちゃんはいらない、のだろうか? »