都議選予測夕刊フジ090710
2009年7月10日付夕刊フジに「都議選民主優勢 新銀行消滅ピンチ」という記事が出ていたのでメモ。「選挙報道に強い大手メディアの分析調査」だそうで。
「大手メディア」というのはよくわからないが、産経新聞なんだろうか。「6月中旬時点のもの」で、これはまだ民主党が公認候補を増やす前の話。ともあれ、予測結果はこう。
数日前の7月4日付同紙に出ていた予測と比べると、自民は1つ少なく、公明は1つ多くなっていて、与党計では同じ64とかろうじて過半数確保の線というのは変わらず。対する民主は2つ少なくなってるが比較第1党は同じく変わらず、と。つうことは何だな、公認候補を増やした結果野党から議席を奪った、ということなのかね。
で、見出しの趣旨は、「与野党が逆転した場合、民主は新銀行東京について事業譲渡か株式の売却を公約に掲げて」いるので「消滅」の「ピンチ」、ということらしい。フジサンケイグループ的にはこれはどうも容認できないようで、必死の形相で演説している石原都知事の写真とともに、「行く末が案じられて」「最悪、清算に追い込まれる恐れ」といったやや色つきの表現。
あと3日ほどなわけだが、ここらへんまでくると危機感をあおる戦略が主流になってくるのかね。ふむふむはてさて。
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