衆院選予測週刊朝日090731
週刊朝日2009年7月31日号に「民主280議席圧勝 自民終焉へ」という記事が出ていたのでメモ。政治評論家の森田実氏、及び、政治ジャーナリストの野上忠興氏による予測。
政治評論家と政治ジャーナリストがどのようにちがうのかについては実際のところよくわからないのだが、まあ素人的には「その種の人たち」ということでよろしかろう。ともあれ、詳しい方々、なわけだ。
森田氏の予測。
野上氏の予測。
いずれも自公計で過半数割れ、民主単独過半数との予測。ここのところ民主単独過半数という話がだんだん多くなってきているように思う。これだけ出てくるということは、それなりに「裏」がとれてる話ではあるんだろうな。現政権に辛口の森田氏は、「あの小泉純一郎元首相が「ぶっ壊す」と言いながら壊せなかった自民党を、麻生は本当に壊してしまいました」と斬って捨てている。ということは、麻生首相はまさしく「構造改革」を掲げた小泉首相の「正統なる継承者」であったということか。
ただ、圧勝後の民主もいろいろとありそう、との見解。森田氏は公明党が「表向きどうあれ、裏で民主との選挙協力を進めているのは間違いありません」としていて、民主と公明が接近するとの見方。一方野上氏は民主内部の権力闘争が激しくなると予測していて、「民主もみずからの重みに耐えきれなくなって分裂すると思います」だそうだ。詳しいあたりは実際の記事をお読みいただきたく。
この記事でもう1つ注目は幸福実現党。上に紹介した予測には党名すら入っていない「戦力外」扱いだが、ちゃんとインタビューしてて、小林早賢幹事長のコメントが載ってる。
「都議選は戦うつもりはなく、総選挙のウォーミングアップです。あの得票では信者の票すら入っていないでしょう」
「幸福の科学の組織を使った選挙になりますが、80議席は取れると断言してもいい」
・・・。
なぜ信者の票が入らなかったのかとか、「組織を使った選挙」と公言しちゃっていいのかとか、いろいろあるにはあるんだが、まあお手並み拝見。とにかくこの発言、おぼえとこうっと。
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